見出し画像

人生には自分の想像(誇大妄想)をたまに超えることが起こるという話。

最近は4月いっぱいの現職のクロージングに業務中は追われ、
少しの余った時間とお休みで5月からのアクションをしている。

5月にちょっとゆっくりしたいところだがそうも行かないし、
願わないゆっくりが訪れる不安もしかり、

コーヒーに携わるは烏滸がましいので、
コーヒーに触れるようになり10年を超え、

淹れるだけが、飲むことも"多少"好きになり、
飲むことが仕事みたいになって、淹れることを教えてみたり、
焙煎機触ってみたり、トップロースターの横で教えるサポートしてみたり、

名古屋じゃお店絶対しない。と決めていた自分が名古屋の老舗コーヒーロースターの社長さんにいろいろと見るに見かねてw声を掛けて戴いて名古屋の地にもうすぐ3年居る。

あまり物事を考えずに行動をし、物事は考えすぎているのだが、
そんな想像を超える出来事が時たま起こる。

意識的、無意識、双方のアクションで知らぬ間に引き寄せていて、
自ら起こすアクションなんてまだまだたかが知れている。

名古屋に来て珈琲を知り、コーヒーを考え、coffeeを(自分なりに)捉える

3年前、人にコーヒーのことを話す部分で自分の足りないことに気付き、
人のコーヒー人生にとやかく言っていられない、
まずは自分のことだと、教えることから携わることを辞める、離れることだけ決めた。

1か月の無職状態、半年、一年になるのかまったくわからなかった。
今から4年弱前、(離婚を期に)個人事業主の届出をし、ひとりで生きていく決心はしていた。

本格的にひとりで生きていくのだと、3年前前の3月,4月には思い、感じていた。

一応、当時お手伝いさせていただいていた青山のカフェの立ち上げをベースには食べて行けるのかなと。

契約の話をし、明日判を押すというタイミングで一報が入った。

ボクは現状をちゃんと伝えた。
"新たな挑戦"は消えそうになった。

ボクはお話を聞かせてください、お話をさせてください。
と、こちらから引き留め、チャンスを戴く。

もうすでに安定を得ずに挑戦する、正確にはちゃんと自身の教えを請う気持ちを決めていた。

1週間後にお会いする時間を戴いて、自分は名古屋行きの気持ちを伝える。

仕事もない、おカネもない、時間もない、そんなGW前で2週間で名古屋行き、名古屋の居住、引っ越しを決め、居住を引き払い、引っ越す。
その短く濃厚な期間にお礼回りも行った。

旅行やコーヒーを飲むために名古屋に来たことがあるが、

来たことで名古屋じゃお店絶対しないと決め込んでいた。
そんな土地に住むことなんて想像もしてなかったし、一瞬も考えたこともなかった。

もうじき3年を終えようとしている。
自分の能力、実力を理解し、
自分の知らないことの世界の拡さがわかった。

そして、今自分のやりたいことが具体的になった。

想像(誇大妄想)を叶えることと、想像(誇大妄想)を超えた出来事からの経験はどちらが大いなる経験か

名古屋に来る、来て生活をすることは想像を超える出来事。
コーヒーロースターにて働くことも想像を超える出来事。
コーヒーロースターをやることは想像し、
コーヒーロースターをしないことを決めた。

コーヒービジネスをする上で豆売りは収益性が高く、自家焙煎はベターであろう。
コーヒースタンドの出現でコーヒースタンドもベター選択になった。

でも、コーヒーロースターをしないことを決めた。
コーヒースタンドをしない。(正確には出来ない)

話をしたい話に戻す。
焙煎の補助、直営店の補助をし、さまざまな企画立案・実行をするために名古屋に来た。
実際は可視化されている割合でほとんど直営店の補助だ。

サンプルを焙煎するチャンスは幾度か貰っていたのだが、
製品に携わるとなると勝手は違う。

むしろ、サポートはしてても、焙煎自体をすることは今後続けない限り無いと思っていたのだ。

"時が来た。"

想定外だったので正直怯んだ。
でも、やるからには怯んでいられない。
勘違いと自惚れな自信で立ち向かう。

焙煎は楽しい、焙煎自体が楽しいし、
焙煎自体の想像が拡がる、抽出の想像が起こる
飲んだとき、飲んだ人へ想像が拡がる。

そんな事をしていたらあっという間にハゼる。
焙煎り止めを見計らわなければならない。
見計りがエンディングにしてコアとも言える。

無事に終え、商品となり人の口へ届くのは、
今までの一番感慨深い瞬間である。

でもボクは焙煎をしない。

焙煎は楽しい、興味もある 。
でも焙煎をしない。

現行の焙煎に携わる方々への敬意がある。

仮に、素質や才能があろうがしない。

出来ることであっても、一番にしたいことではない。
し、
自分でやってしまったら自分より優秀な方々お願いできないからだ。

お願い出来ることを優秀な方々にお願いをし、
自分がしたいこと、やりたいことを出来るようにする。

カラダと時間は限られ、ボクは"もう"若くないのだ。

もっと勉強したいし、成長したい。

新しいことへの不安を楽しむ。

自分にとっても業界や社会にとっても新しいことをしようとしている。
CAMPFIREのプロジェクト申請無事に通り、リリースのタイミングを見ている。

コーヒーワーカーで居るために、バリスタを辞める。(諦める)

不安があるが、
自惚れと勘違いによる誇大妄想を掻き立て、根拠の無い自信を持つ。
自己責任になるので自分にとっては自分の行動を制限しないで良くなる。

世の中に無いものや、まだ視たことの無い世界って『ワクワク』する。
#おいしいよりたのしい

この話はこんなところで

気にいていただいたり、興味を持っていただいたり、いいなと思っていただけたらサポートいただけると大変嬉しいです。 サスティナブルなコーヒーワークの実現に役立てます!