英検2級(2021年第2回)について

10月10日に英検行われた。

私は前から、「英検はライティングで高得点を取れば、リーディングやリスニングができなくても合格できるし、逆にライティングができないと、他ができても合格できない」と言ってきた。

数字での根拠は、一番下にリンクを貼っておいた本に書いておいたので、そちらを参照されたい。

今回のライティングの問題は、以下のようなものであった。

TOPIC 
It is sometimes said that all people should be able to enter museums for free. Do you agree with this opinion?

(すべての人は博物館(美術館)に無料で入れるようにするべきだと言われることがある。あなたはこの意見に賛成か?(訳筆者))

POINTS
〇 Donations(寄付)
〇 Learning environment(学習環境)
〇 Maintenance(維持)

こういったものは、ちょっと工夫するだけで、満点が取れる。

それはいくつかのテンプレートを覚えておいて、TOPICに合うように一部の語句を入れ替えればよい。

どんなTOPICにも使えるようなテンプレートを用意すればいい。

私が用意したテンプレートで書くと、以下のような英文が書ける。

  I do not think that all people should be able to enter museums for free. I have two reasons to support my opinion.
  To begin with, people these days care more about protecting learning environment than they used to. Many of them have learned that it is important to pay money for entering museums to protect learning environment.
  The second reason is cost. These days, the cost of keeping museums good is very high. Governments do not have extra money to pay for museums.
  In conclusion, I do not agree with this opinion.

(私はすべての人が無料で博物館に入れるようにすべきだとは思わない。理由は二つある。
 まずはじめに、最近の人たちは以前よりも学習環境を守ることについてより多く気をつかうようになっている。彼らの多くは、学習環境を守るのに、博物館に入るのにお金を払うことは大切だということを学んできているのだ。
 二つ目の理由は費用である。最近、博物館をよく維持するための費用は多くかかる。政府(地方行政府)には博物館に支出する余分なお金はない。
 結論として、私はこの意見に賛成ではない。)


語数は94語で、太字部分はテンプレートとTOPICとPOINTSの英文をそのまま使ったところである。

9語だけが自分で考えたところとなる。90%は覚えたことなどをそのまま書くだけ。

このようにすれば、ライティングの時間が大幅に短縮することができ、他の問題に時間を回すことができる。

例に挙げた英文は、内容的にツッコミどころがあることは認めるが、これぐらいかければ16点満点中、悪くても15点はもらえるだろう。

これくらいの英文なら、割と、というよりすごく簡単に書けてしまうのだ。

詳しくはこちらに書いてあるので、よかったら見てほしい。


そして割と有益だなと思ったら、購入していただければ幸いである。


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