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”妖精” たちの歌・音楽

こういうジャンルをなんと呼んで良いのか分からなかったので、菅野よう子が新居昭乃30周年お祝いコメントで述べていた言葉からタイトルをつけました。

気がついたら、にんげん界より、妖精業界にいるほうがながくなったね
—かんのようこ

その中でも特にお気に入りのアーティストの曲をピックアップしています。
民族音楽的なところもあるし、素朴な味わい。憧憬を感じる、やさしいような哀しいような気持ちになれる。そんな雰囲気の曲が大好きです。

菅野よう子

Moon

∀ ガンダムの挿入歌。菅野よう子の声も好き。
たぶん「妖精音楽的」という感じを誰かに伝えるときは、菅野よう子の曲を伝えるのが一番分かりやすいと思ったので、まずは Gabriela Robin の歌で一番好きな Moon から。他にもロードス戦記とかのあの感じの曲のことを、ここでは「妖精音楽」と表現している。何かこういうジャンルの名前とかあったら知りたい。

新居昭乃

スプートニク

新居昭乃も、ロードス戦記のイメージが強いけれど、新居昭乃の曲の中で私が一番好きなのは、この「スプートニク」という曲。
この曲を聴くと、「スプートニクの恋人」という小説を思い出すし、どうしようもない孤独を感じる。新居昭乃の歌でもっと「妖精」っぽいのはいっぱいある。でもこの曲は、新居昭乃の歌が持っている絶望という気持ちや、孤独感をよく表している曲だと思ったので、ここで挙げた。

KOKIA

愛の輪郭

アニメ「ブレンパワード」のエンディング。 作曲・編曲は菅野よう子。
KOKIA が妖精的というよりも、この曲自体が妖精的。井荻麟(富野監督)の作った詩に、菅野よう子のメロディ、そして KOKIA の歌声がとても胸にクる。ロボットアニメのエンディングなのに、花の写真だけの映像でこの曲が流れるの、最初に観たときは本当に鳥肌が立った。

志方あきこ

久遠の海

志方あきこは、民族音楽的であり、キリスト教音楽のようでもあり、とても澄んでいて素敵な歌声。
この「久遠の海」という曲も、海に対する賛美や母胎回帰を感じる曲で、透明な気持ちになれる。志方あきこの他の曲で、「花帰葬」や「アオイロ缶詰」などの曲も好き。声が伸びやかで優しい。

片霧烈火

約束

「同人音楽ってすばらしい...」と、改めて思える片霧烈火の歌声。
この「約束」という曲は、漫画「最終兵器彼女」の同人イメージサウンドトラックの曲。正直アニメ版のどの曲よりもこの「約束」という曲はイメージにぴったり来る...。他にも、「why, or why not」や「ふたりの場所」なども素晴らしい。あとエログロが好きな人には「幻想廃人 -或いは某 K 氏の手記-」という同人ドラマ CD もお勧め。

いとうかなこ

沙耶の唄

「沙耶の唄」のテーマソング。それこそエログロゲームの主題歌なのだけれど、こんなに優しい歌詞もそうない。
しっとりと歌う、いとうかなこの声もとても気持ちいい。ちなみに私はこのゲームをプレイしたことがないので、プレイしたことがある人がこの曲を聴くとまた違う感想になるのかもしれない。

久石譲

天人の音楽

最後はインストゥルメンタルの曲で、歌ではないのだが、「妖精音楽」といえば私の中では久石譲は代表なので、ここに入れないわけにはいかなかった。
というか、ジブリのあの感じがやっぱり好き。「いのちの名前」や、「人生のメリーゴーランド」など、優しくも儚げな雰囲気が、ジブリの世界観とマッチするのだと思う。

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自分はアニメやガンダムが好きなので、若干偏りのあるラインナップになってしまいました。きっと他にもまだ知らないだけでうつくしい「妖精音楽」があると思うので、見つけたら随時再生リストに更新していきたいです。

このジャンルの名前についてや、他にも「妖精音楽」があれば、ぜひコメントで教えてください!

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