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ノンケ解放戦線日記①

これは、この異性愛主義の世界に産み落とされ、自分のことをあたかもノンケ、つまり異性愛者だと思いこんでいる男の子たちを解放していく、つまりバイ、もしくはゲイの可能性があるんだよ、と教えてあげる、という運動の日記である。

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【用語解説】

ノンケ・・・異性愛者。異性が好きな人のこと。女なら男、男なら女が好き。

ゲイ・・・日本語では男性同性愛者。男性が好きな男性。

バイ(バイセクシャル)・・・両性愛者。男性なら男性として男性も女性も好きになる。女性なら女性として男性も女性も好きになる。

ノンケ喰い・・・同性愛者が異性愛者と性的関係を持つこと。

ホモフォビア・・・同性愛に対する恐怖や嫌悪、拒否、偏見のこと。

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今日はどのような活動をしているのかを紹介していこうと思う。

まず、この解放戦線は筆者が個人的な範囲で、個人的に行なっているだけであり、もちろんどこかで大々的に行なっているわけではない。これを読んで解放戦線を広げて欲しいわけでもない。ただの個人的な趣味である。備忘録、また方法論としてここに記そうと思う。(方法論として書いたら広げて欲しいように思えるが、断じて広げたいわけではない。)

ゲイ界隈にはノンケ喰いという用語がある。女の子を好きな男の子と性的関係を持つという意味である。性的関係とはセックスのみならず、フェラチオなどの前戯を含むものである。これを個人的にノンケ解放と名付け、その活動をノンケ解放戦線と呼んでいる。(喰われノンケという面白い用語もあるのでそちらは後ほど紹介しよう。)

不思議なことは、ノンケなのになぜ男と?ということだ。もちろん酔っぱらっていて、無理やりなどというのはノンケ解放などではなく、ただのレイプである。性的同意をとることは第一である。大切なことは、どのようにノンケに心を開かせ、どのように解放するのかということである。

ここから、具体的な解放の仕方を解説していこう。

筆者の解放方法は相手と信頼関係を気づくこと、スキンシップにどの程度抵抗があるのかを見極めることがとても重要なポイントとなっている。信頼関係を築きつつ、スキンシップを少しずつしていくことが何より重要である。

信頼関係をある程度築くことができた場合のスキンシップへの抵抗の有無でかなりの確率で解放することができるのかどうかを判断することができる。

①抵抗があり、特に大きい場合は解放を諦めた方が良い。完全なノンケで解放する部分がない、もしくは当事者でかなりホモフォビアである。

②少し抵抗はあるが、そこまでではない場合は、最も解放のしがいがあり、なおかつ解放の余地が最も大きいかもしれない。

③抵抗がない場合は、極めて信頼されている、自分がノンケであることに疑いがない、もしくは全然男もいける。

大まかにこの3種類になるのではないだろうか。なお自分がノンケだと思っていたがやっぱりバイ、またはゲイなのかもしれないとなるパターンが一番多いのが②である。③は男とも性的な行為はできるが、恋愛感情的に好きにはならないというパターンが多い。筆者は①には基本的に手を出さないが、ノンケ解放戦線を謳っている身としてはそろそろ着手しなくてはならないのではと考えている。

今回の日記はここら辺で戸締りをして、次回はスキンシップの仕方について考察していこうと思う。では、また。

きょうもノンケ解放戦線をひそかに楽しむ人々へ


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