取捨選択すること。

先週、夫に娘を託して、友人と晩ご飯を食べました。

美人でキラキラしている友人で、学生時代は同じことを勉強していたけれど、似たような進路を選ぶ仲間が多い中、すごく信念を貫くキャリアを選択した友人で、会うのは半年ぶりくらいかな?すごくよく会うわけではないけれど、価値観や話のあう友人です。

私は、就職先を決めるところまで、親とか、学校とか、社会とかに敷いてもらったレールから割と外れることなく走ってきたと思っていて、あまりものを考えずにいろんな選択をしてきたとおもいます。女性だから苦労したという経験も、有難いことになくて、むしろちょっと得させてきてもらったくらいだと思う。

恵まれていたからできたことで、とても有難いと思っているけれど、26歳で妊娠と出産をして、来年30歳を迎えて、同じような出自や学歴の、特に男友達のキャリアとは全然違った選択をしなきゃいけなくなって、これまであんまり考えてこなかっただけに、いわゆるレールから外れた道を選ぶことに自信のなさを感じていました。

これまでは、レールから大きく外れないこと、誰にでも人当たりよくいること、広く浅く、たくさんの人とそれなりに仲良く付き合うことが自分にとって心地いいことだったけど、目まぐるしく環境がかわるって、それがそうでもなくなってきて難しいと感じていた。

そんなときに久しぶりに、自分で道を選んで創って、かつそれが評価されている彼女と話して、いま自分も、自分が大事にしたいものを選ぶ時期なんだと思いました。

前職で働き続けていたら、そろそろ、ジェネラリストになるだけじゃなくて、得意分野を身につける時期だったと思う。

プライベートでも、まわりに結婚したり子供ができたりする人も増えて、飲み会や遊びの頻度も実際に減り始めました。

30歳を前に、やりたいことも、会う人も、これまでみたいにどんどん広げていく時期から、限られた時間の中で、大事なものを選んでいく時期に入ってきたのだと思いました。

29年弱生きてきて、そろそろ、何かを選択する基準が漠然とつかめるイメージもできてきた気がします。

これから、30歳になるまでの1年間ちょっと、いい選択をすることに努めます。

そんな気づきを与えてくれた友人との美食ディナーのお店は、赤坂のクレアバックス。

THEモダンガストロノミー。とにかく目に美しく、味も繊細で感激。

全てのお皿がかわいいので、デートもいいけど、かわいいー!て一緒に喜べる、気のおけない女友達と楽しみたいお店です。

冬のメニューだったので、春になったらまた行きたい!

いろんな意味で素晴らしいディナーでした。

#女子ディナー #赤坂 #クレアバックス #モダンガストロノミー #美食記録







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