ブックレビュー~vol.12~もう「ムダな苦労」はやめなさい！

こんばんは、RYOHEIです。
今日まで読んだ本のレビューを書きます。

(タイトル)もう「ムダな苦労」はやめなさい！
(著者)潮凪洋介
(発行社)海竜社
(発行日)2020年9月26日

(印象に残った点など)
　特に、仕事において「ムダな苦労」をして空回りしていたり、疲れ切ったりしている方への処方箋となる本だと思います。また、世の中に蔓延る綺麗事を一刀両断しているところが私にとっては気持ちよく、でもグサリと来る点もありました。

　印象に残った点は、”自分の好きな仕事以外はしてはいけない”ということです。どんなに”頑張っても”、”努力”しても、自分が「嫌いで不得意な仕事」は失敗するということ。このような「ムダな苦労」をしてうまくいけるほど世の中は甘くない、とあります。同じセクションでは適性に合わない部署での仕事は地獄でしかないという記載があり、これにはグサリときました。苦手なことも少しずつでもできるようになったことを小さな幸せとしていましたが、現実を直面しないとなと思いました。たしかに、不適性な仕事をし続けると人間の内面が荒んでしまい、人やものに当たってしまったこともありました、、、
　この箇所を読んでいると、私が月一、schooで視聴している寺澤伸洋さんの”自分の強みを引き出す四分割ノート術”にちなんだschooの講義を思い出しました。不向きで嫌いな仕事をしている人は”空回りの苦労人”だという言葉とリンクしているなと思いました。
　しかし、次にはこうも書いています。”一つの得意技で成功すれば、後の苦手なことはやらなくていい”ということです。強みを伸ばすことの大切さを認識したところです。