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ブックレビューvol.22 Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代

こんばんは。
今日まで読んだ本のレビューです。

(タイトル)Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代
(著者)トッド•ローズ/オギ•オーガス
(訳者)大浦千鶴子
(発行所)株式会社三笠書房
(発行日)2021年8月21日

(レビュー)
 敷かれた人生のレールに乗ったものの、そうした生き方や働き方にうまくいかなかったり、人生の充実感が得られないでいる。このような既存の生き方(標準化)ではなく自分の性格や強みを活かした独自の生き方や行動を起こした人(Dark Horse)の人生の記録をメインに書かれています。

(印象に残った点/感想など)
 全て読み終えて思ったこととして、一人一人のエピソードを読むと、自分の性格や強みを活かして生きていく•働くということは、同時に自分の人生に”責任をもつ”•”退路を断つ覚悟をもつ”ことと表裏一体なのかなということです。
 また、自分の人生を良くする/幸せにするには、それ相応のリスクをとらないといけないことです。日本では、標準化された生き方(大卒の後は新卒一括採用で会社員にならないといけないなど)や世間体に対する風当たりもまだまだ強いですからね。
 自分の性格や強みを知り、それを活かせないと仕事も人生もうまくいかない、またたとえなんとかうまくいっても継続できないということがわかりました。
 このレビューを書いているとき、今年夏の職場のよくしていただいた元上司との話を思い出しました。私が前から異動を考えていると、”それなりに覚悟は決めとかないといけないよ”と言われたことです。当時はあまり意味がわからなかったのですが、今ではこの意味がわかりました。周りの目との戦いです。それを跳ね除けるだけの覚悟と力があるかということです。
 この本では、他のキャリア関係の本とは違う覚悟が伝わるものでした。

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