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ブックレビューvol.14~勝間式生き方の知見 お金と幸せを同時に手に入れる55の方法~

こんばんは、RYOHEIです。

今日まで読んだ本のレビューを投稿します。

勝間式生き方の知見 お金と幸せを同時に手に入れる55の方法

(タイトル)勝間式 生き方の知見 お金と幸せを同時に手に入れる55の方法

(著者)勝間和代

(発行日)2021年9月15日

(発行)株式会社KADOKAWA

(概要・こんな人におすすめ)

 私が入塾している勝間塾の塾長、勝間和代氏の最新本です。お金やキャリア、生き方、健康についての勝間氏の考えや実践している手法について55個まとめられた本です。今の自分のお金やキャリア、生き方について不満をもったり、もやもやしているけれどなかなか整理できないなどの悩みをお持ちの方にぴったりの本かなと思います。読んでみることで、自分の現状を整理することができて、これなら実践できそうだと思う箇所が出てくるようになり、日々少しずつ幸せになるかなと思います。

(印象に残った箇所)

 私は勝間塾生ということもあり、月1回行われる月例会や勝間氏のYoutube"勝間和代が徹底的にマニアックな話をする"やほかの著書にも書いている内容をまとめた本ですが、今回新しく書かれている箇所もありました。

 1)何事も余裕(スラック)を取り入れることの大切さ・"目の前に追われない"時間を作る

 何事も余裕(スラック)がないと精神的にも肉体的にも疲れてしまい、人にキツくあたってしまい、不幸になるとあります。これは、私の社会人になってから嫌になるくらい痛感しました。体育会系の上司にあたって、毎日の叱責に耐える日々、その上司がいなくなったと思ったら、目の前の仕事に追われ、余裕がなくなり、食事の量が減って体重減少したり、仕事のミスが増えたりとろくなことがありませんでした。結果、人や物に当たったり、精神的に疲れたりしました。このとき、"余裕(スラック)"の大切さを感じました。今の仕事では、常に余裕をもったスケジュール管理を心がけています。

 本中にある"やることを減らすことが一番の効率化"という表現はとても印象に残りました。物事の効率化という考え方が変わりました。

 余裕という観点より、逆に完璧主義になってはいけないということも書いてあります。私は自分の強みを生かせる仕事になると、ついつい、自分の納得いくところまで取り組まないと気が済まないという正確になってしまいます。(ストレングスファインダーでいうところの最上思考です)確かに、完璧を求めると、おおらかさを失ってしまい余裕がなくなりがちです。何事もおおらかな気持ち/寛大さをもつことも大事ですね。

2)リスクをとらないことはハイリスク、"せっかくやってきたから"という考え(サンクコスト)をとらない

 これは、月例会やYoutubeでも言われていることですが、書籍として改めて読むと印象に残りました。転職を例にすると、今の仕事に対して思うことはいろいろあって、環境を変えて転職したいと思っても、転職自体をリスクと感じたり、"せっかくここまでしてきたんだから"というサンクコストにとらわれて、結局転職をしなかったということはよくあると思います。私自身もそうでした。しかし、このようなリスクをとらないことは、せっかくのチャンスを逃すだけでなく、変動の激しい現代では、思考停止になってしまい、逆にリスクであるといいます。

 今までの本だと、ここで終わりなんですが、著書では、転職についてもう少し具体的に書いています。ここは目から鱗が落ちました。

 現業を続けながら転職をするには、3~5年かかるくらいの気持ちで余裕をもって多くの選択肢を持とうというのです。

 どうしても転職や異動となると、早く終わらせたい、焦りの気持ちが勝ってしまいますが、焦らず時間をかけて、ピンとくるものを選ぶことの大切さを感じました。日々の生活に対して、自分の行動範囲外の事柄にもアンテナを張り巡らして、選択肢をもつことを実践してみようと思います。

  この際、資格取得なんて話がすぐにでますが、著書では警鐘を鳴らしている点があります。あくまで、その資格や技術がどのように生かせるか調査してからにしましょうとあります。ただの資格マニアになってしまっては、有限な時間とお金と労力のムダになりますから注意ですね。

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