Nobunaga AIを触ってみた

突然ですが、自分が所属している会社は「ゆめみオープン・ハンドブック」というWebページで、会社の制度や組織体制などあらゆる情報を公開しています。

社内の人たちもオープンハンドブックの内容を参照することが多いのですが、あまりにもたくさんの情報がありすぎて検索性に難がありました。

そこで、最近話題のChatBotを使って、オープンハンドブックの内容をもとに質問に答えてくれるようにして、検索しなくても正しい情報を入手できるようにしたいな〜と考えていたので今回実践してみました。(うまくいきませんでしたが

Nobunaga AIを利用してみたきっかけ

元々はDocsBot AIを使ってChatBotを作る予定だったけど、自分がDocsBot AIを知った時にちょうどTwitterでバズっていてDBサーバーが高負荷で接続できない状態でした。

DocsBot AI以外で、URLを渡したらそのWebページの情報を元にAIを使って色々やってくれるサービスを探したところ、最初に目に入ったのがNobunaga AIというサービスだったので使ってみました。

結論から言うと、想定していた使い方はできませんでした。
ただ、文章などのコンテンツを普段から業務などで作成する人にはとても良いサービスなのではないかと思います。

Nobunaga AIの特徴

公式ページがわかりやすかったので、そちらをみていただくと良いです。

ユーザー1人あたりが毎日どのくらい利用するかを把握し、適切な料金プランを設定するために現在無料で提供しております。今後、有料プランの導入や広告掲載など、収益化に向けた検討を進めてまいります。

Nobunaga AI公式サイト

ということで、今のところ無料で使えます。

使ってみる

公式サイトから会員登録するとドキュメント一覧ページに遷移します。

新規作成ボタンを押すと編集画面に遷移します。

公式サイトにもたくさん説明がありますが、色々とテンプレートがあるみたいです。

(説明がなかったので探すのに結構時間がかかりましたが)ページ右上の矢印ボタンを押すと、ドキュメントタイトルの変更・参考URL(ベータ)の指定・マニュアル動画の閲覧ができます。

使い方のYoutube動画は日本語で説明されていてとても分かりやすかったです。

今回やってみたかったWebページを指定しての参考URLの読み込みですが、ゆめみオープン・ハンドブックはエラーが起きて読み込めませんでした。

「Webサイトを参照する方法」のYoutube動画の最後の方で「JavaScriptを使ったWebの情報は読み込めない」的なことを言っていたので、Notionで公開しているページはもしかしたら読み取れないのかなと推測しています。

ゆめみのコーポレートサイトを読み込ませて利用してみる

ゆめみのコーポレートサイトは読み込みが可能だったので利用してみました。

WordPressのような見た目のエディタで、エディタ下部のテキストボックスにAIへの命令を書くことで、Nobunaga AIがエディタに文章を生成してくれる感じです。(当然自分でエディタに文章を追加したり編集することが可能です)

「株式会社ゆめみについて教えてください。」と入力したところ、画像のようにコーポレートサイトの情報をもとに文章を生成してくれました。

追加で命令を実行してみると、既存の文章の後ろに新しい文章が生成されました。

ちなみに、ChatGPTで同じ「株式会社ゆめみについて教えてください。」という質問をしたところこのように返答が返ってきました。

ChatGPTの方が情報量が多いのは、単に参照している情報源が多いからだと思います。ゆめみはコーポレートサイトよりも他のメディア(オープン・ハンドブックやnote.comなど)での情報公開の方が多いです。

使ってみた感想

よくあるチャット形式ではなく、どちらかというと文章の生成に重きを置いているため、「ChatGPTを利用したコンテンツ生成」が強みだと感じました。

なので、「ドキュメントを参照して質問に回答してくれる」というよりは、「ドキュメントを参照した文章の生成をしてくれる」という感じで、今回の使用用途には向かなかったものの、文章生成が業務の中で多い人は結構便利なサービスだと思いました。


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