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チャットAIを使うのが当たり前になってきました(使い方も紹介)

皆さん、こんにちは。トクイテンのとよしです。

今年の始めからバタバタしており、今回が今年1回目の投稿になります。私は先日誕生日を迎え41歳になりました。トクイテンオフィスの近くに「41歳の春だから」というハンバーグが美味しい店があります。この店主は今何歳でしょうか。

今回は、先月から話題になっているChatGPTという強力なAIの紹介をします。ChatGPTは、単に話し相手になってくれるだけでなく、人間と間違えるほどの自然さや、私生活や仕事で使えるような知性を感じるような完成度を持っています。

画像を生成してくれるAIでもかなり驚きましたが、ChatGPTは、プログラミングをしたり、文章を構成したり、調べ物をしたりと、高度な振る舞いをすることができます。

画像生成AIで作ったリスのポリス(ダジャレ)

私は先月からChatGPTを使い始め、すでに生活の一部になってきているのを感じています。これまでGoogleで調べ物をしていたようなことも、ChatGPTを使うことが増えてきました。

今後、このようなAIはスマホや音声アシスタントにも搭載されるだろうと思います。画像生成AIが登場したときはイラストレーターの仕事がなくなると考えていましたが、今回のChatGTPの登場は私自身のソフトウェアエンジニアとしての仕事もかなり奪われると感じています。

これから私がどのように使っているか紹介しますが、今後Siri、Googleアシスタント、Alexaがこの性能になることや、LINEやSlackなどのチャットに入ってくること、しかも事前にあなたの個人情報や会社情報を学習してるとしたらどうなるだろうということを想像しながら読んでみてください。

仕事の管理・話し相手

普通の会話もできますが、仕事を進めるにあたって相棒のような役割をしてくれます。こんなものなくても仕事ができるようになりたいですが、AIに見張られているような感覚があり集中できます。

休憩を促してくれるとこがやさしい

調べ物

調べ物をしてくれます。何かをリストアップしたり、それについてさらに詳しく説明を聞くということができます。本当に合ってるかどうかは保証されていませんので注意は必要です。

リストアップするだけでなく深掘りして調べられました。私としてはリザードが8位ということはないと思います。

次のように仕事で必要なことも調べられます。

これも数字は怪しいが知らない会社を知ることができる

音声入力したものを校正させる

音声入力したものは言い直したり、誤変換があったりしますがかなり上手く修正してくれました。

「やむを得て」を「やむを得ず」と逆の言葉に変えるなど高度な変換もしている
今回の冒頭の文章も構成をしてもらったり文字列を置き換えてもらってます。ついでに「変更箇所と、理由も列挙して」と依頼もできます。

文字列の変換

数字の列などを操作したい時、従来は正規表現やExcelマクロなどの技術が必要でしたがそれもやってくれるようになりました。次の例は1行になってる文字列を複数行に変換したり、円をドルに変えたりといったことをやらせてみた例です。こういったことはプログラマの特権だったはずなのですが不要になりそうです。

Excelなどをよく使う人には便利なのではないでしょうか

ツールやソフトウェアの使い方を聞く

ネットに情報のあるメジャーなソフトウェアならかなりのことを知っていそうです。

これもまた真偽は保証されていませんが、このやり方はあってました

マニュアルを調べる手間を省く

これは3Dプリンターを操るための命令を調べた時のものです。通常ならMarlinのサイトへいき、2つのコマンドなので2回は検索してコマンドをさがさなくてはいけません。

3Dプリンターの場合間違ったコマンドを送ると故障することもあるので気をつけなくてはいけませんが、このあとM140などと検索して正しいかどうかを検索すればいいのでかなり楽です。

プログラミングしてもらう

これはよくある使い方だと思いますが便利ですね。たまにしか使わない言語だと特に助かります。

メールの文面を考えてもらう

これまではよくある文面はノートアプリなどに保存してましたが都度作る方が早いかもしれません。こんな感じで作ってくれます。

パーティーと誕生日会は架空の話です

おまけ

言語に関するAIのはずなのに計算もできるし、論理もわかります。私は人工知能の基礎はわかってるつもりなのですが、AIのモデルが大きくなっていったからといって計算などもできるようになる理由はちょっと想像ができません。

自分より年上の子供がいることはおかしいことをわかっています

まとめ

強力なAIであるChat GPTを紹介しました。今はChatGTPはサイトにアクセスしてテキストを打ち込んで使う必要がありますが、今後はさまざまな製品に組み込まれていくでしょう

  • LINEに入り込んで勝手に返信を考えてくれる

  • Alexaが賢くなって本当に会話ができるようになる

  • ブログや報告書やWordの文書はタイトルだけ書けば本文の下書きはAIが何通りも生成してくれる

  • コールセンターはAIが応答する

まずは我々が意識的に使うツールに入り込んできて、5年もすれば私たちは電話の相手などは人間かAIかわからなくなるし「どちらでも関係ない」という感じになっていくでしょう。

また別の未来ではこういった高度なAIは利用するには利用料の支払いが必要で、支払える人とそうでない人の格差がものすごく広がるということもありえます。

一流の演奏家になるには数千万の楽器を手に入れる必要があったり、スケートで成功するには年間数百万をリンク代に支払う必要があるように、大学受験や就職試験で勝つには高価なAIを持ち込むことが必須となっても不思議ではありません。(そういったことを防ぐことがChatGPTを開発していたOpen AI社の理念だったような気もしますが、今後どうなるかわかりません)

そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、今でもスマホを使えない人は学生生活は大変でしょうし、就職を断られてもおかしくありません。そのように今後研究でAIを使うのが前提になったり、仕事でAIを使うことが当たり前になるのであればそのようになっていくのです。

私たちが生きている間の最大の発明はインターネット、モバイルデバイス、アフリカ系大統領誕生ぐらいかと思っていましたが、いよいよAI時代が来そうです。

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