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ミニトマトの出張販売を試しました

こんにちは、トクイテンの豊吉です。写真は小豆島オリーブラーメンのトマトスープ味にトクイテンのトマトをのせて「こんなラーメン作りたいなあ」と考えた時の写真です。美味しかったです。

さて、今回は出張販売をした話です。トクイテンでは通販も始まり、直売所もリピーターが増えてきました。

直売所に来てもらうには、まずはお試しで食べてもらわないとということで、出張販売をしてみました。

ご近所の交通量の多い場所で出張販売

直売所のお客さんで、農場近くの交通量の多いところに駐車場を持ってらっしゃる方がいて、場所を使っていいよと提案いただいたのでそちらにテントを貼って本日みせを朝から昼過ぎまでやらせてもらいました。

写真には写ってませんが常に車が通っている道

家にあったテントと、近所の方に借りた机と椅子、そして余ってた旗を使って即席の店ができました。あとは以前イベントで使った緑の垂れ幕をテーブルクロスにすれば完成です。まずは試食してもらうようにと「試食」とかいた紙もはりました。

こんな即席の店舗でどれぐらいお客さんが来ると思いますか?私は誰もこなくてもおかしくないと思いましたが、9:30-13:30の4時間で40パックが売れました。30組近くが来てくださったことになります。ほとんどずーっとお客さんがいました。

来てくださるのは散歩中の人、近くの薬局に来た人、カフェに行く人などです。ほとんどの方が試食をして買ってくださいました。

ただ、これだけの集客にはズルがありました。写真にも写っているのですが一緒に販売を手伝ってくれた方がこのエリアの有名な方なのです。(私の記事の読者ならご存知の仙人です)通る人のほとんどが「XXさん、なんでトマト売ってるの?」と話しかけて来ます。

どこまでがトマトの力で、この方のおかげなのか・・・トマトの力と信じたいです。

近くのお店で販売

こちらの駐車場の地主の方が近所の喫茶店を紹介してくださり、そちらで販売させてもらえることになりました。

レジの目立つ場所に置いてくださいました

こちらの店では定期的に地域の野菜を売るイベントをしているのです。店長の方がめちゃくちゃ話が早い方で、自己紹介から1分以内ぐらいで

「いいよ、買い取るよ?いくら?どんだけ?」

と話が進みました。話のスピードについて行けませんでしたが、とりあえず10袋納品させてもらうと、翌日の朝9時に「なくなったよ!」と連絡がありました。愛知のモーニングはさすがです。すぐに追加で納品に行きました。

しかも店長も気に入ってくださったようで「私用に2kg持ってきてね!」と買ってもらえます。順調すぎます。ただの紹介の人間をまず信じて、ちょっとお金を出してしまおうというこの店長のスピード感と生き方は素晴らしいです。本当にありがたいし、見習いたいと思いました。

今後の展開

今回の2つのお試しで、人が通るところで試食をして貰えば買ってもらえるということは確認できた気がします。

これならちょっとした集客と組み合わせると出張店舗はやればやるだけ良いということになりそうです。これはそれだけの味を作ってくれている栽培チームの成果です。

また、出張ならではの楽しさもありました。いつもの直売所ではトマトを買いに来た人としか話しませんが、出張だと「なになに?何やってるの?」と何も知らない人と話せたり「え〜大玉トマトはないの?それなら食べられるのに」「うちは旦那がトマトアレルギーなんだよね」と買わない人とも話せました。

それにしても駐車場の地主さんが直売所に来たところからはじまった今回の2つの出張販売というのは本当にありがたい話です。有機農業というのは地域の資源の循環という理念が根底にありますが、地域の人のつながりや応援の気持ちの循環というのも感じました。我々もまずはきちんと営農をすることが先決ですが同時に地元に良いものを提供したり、トマト以外にも貢献できることに取り組んでいこうと思います。(再来週ぐらいにそういうイベントも計画中です)

もしこれを読んでる方で、知多市周辺で出張店舗の場所を貸してくれる方や、おすすめの場所がある方があればご連絡ください!

ではまた!

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