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「繊細さんの本」を読んだ。

YouTuberの方が良く紹介していたので「繊細さんの本」を読んでみました。 
またざっと要約をしていきます。

ここ最近、HSPという言葉を耳にする機会が多く、多くの方が興味のある分野だとおもいます。HSPとは敏感すぎる人と訳され、多くのことに気づきすぎて疲れてしまう人のことです。ごく小さなことも気になったり、ストレスを感じてしまう人です。

この本ではそんな繊細さんがその繊細さにどう対応していくか、向き合うかを教えてくれています。

1.自分のしたいこと、本音を一番に大切にする。
繊細さんとそうでない人(非繊細さん)の違いを理解します。そして、自分にはしっかり自分の意見があることに気づきましょう。合わなかったら環境を変えるのも有り。

2.五感をシャットアウトして情報をいれないことで疲れないようにする。

3.素の自分をだして、表に出している自分に人が集まってくるようにする。殻を被っているとその本当ではない自分の殻に合う人が集まってきてしまう。素の自分をだすことで自分に合う人が人が集まり、合わない人去っていきます。そうすることで人間関係の入れ替わりが起こり自然体で楽な自分を手に入れられる。

4.嫌いな人には嫌いと思っていい。人は人を嫌いになっては駄目だとおもってしまうかもしれません。しかし、嫌いな人とは関わらないことで相手に依存されたり、嫌な要求をされたりといった人間関係のこじれがなくなります。よって気持ちが楽になります。

5.人に頼ってもいい。まず、人に頼るという発想をもつ。そして、相手に頼み事をするときは頼み事をお願いしてもいいか言葉で確かめて、無理そうだったらいってねと一言付け加える。

6.繊細さん仲間を見つける。自分のいいなと思う場所には似た感性の人が集まりやすいのでイベントと講座に参加してみる。また、自分の思ったこと感じたことをSNSで発信することで同じ感性の人に見つけてもらいやすくなる。自分を表現することが大事。そしていいなと思う相手がいたらコメントやリツイートを積極的にする。

7.繊細さんと非繊細さんは感じ方の深さが違うことを理解する。こっちが察して欲しいことを非繊細さんは全く気にしないという感じ方。察して欲しいこと、やって欲しいことは言葉で伝える。

8.仕事でのマルチタスクが苦手な人は「ひとつひとつやっていこう」を合言葉にして邪魔な考えを排除。多くの仕事があるときは重要なものを一つ選んで取り組む。

9.マイルールをつくる。職場で電話を取るときなど若手だと「これ自分がやらなきゃいけないよな」と考えがちですがそんなことはきまってない。自分で3回に一回はとるなどマイルールを決めることで葛藤疲れがなくなる。

10.自分の本音を知る。周りを気にせずに生きていた過去の自分(2歳〜15歳くらい)をイメージする。その時期に迷っていることを聞いてみて何をしたいかしたくないか答えてもらう。その答えこそ自分の本心である。その答えに同意してあげる。


ざっと要約するとこのような感じでした。この本を読んでみて、思ったことは

「わたしは意外にも繊細さんではないかもしれない」 ということでした。

私は自分のことを繊細さんだと思ってこの本を手にとってみたのですが確かに共感することはあったものの、繊細さんほどの気の気づきやすさはありません。それが大きな発見でした。私はただ自分に自信が無さすぎる唯の人間だっただけだと確信できました。

この本で一番大切なことは

「自分の本音を一番に大切にする。自分の意見をしっかりと相手に伝える。」

ことだと思います。どんなに嫌な人にネガティブな事を言われて、気になってしまっても自信を無くしてしまっても自分の本音、自分の意見を自分の中に持って生きることで心の拠り所となることができると思います。


これからの私の人生のこれだけは忘れずに生きていかなければ自分に言い聞かせることができました。

「繊細さんの本」非常に興味深い内容の本でした。

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