見出し画像

『地獄楽』 どこまで歯切れ悪くたかをくくれるか

『地獄楽』っていうアニメをアマプラで見てから続きが気になって、ゲオで漫画をアニメで見終わってた続きのところから(5巻)から最後の13巻まで全部借りて夜通しで一気読みした。
もともと、アニメ、漫画、ドラマシリーズとかは話が完結してて最後まで読んだり見たりできるって確約されてないと新しいものは手を伸ばす気になれない。一回内容の展開が気になりだすとずっと気になっちゃって頭の片隅にモヤモヤがずっと残るたちなんだよね。

んで、結論は『地獄楽』おもしろかった。ただ、もう一回読み直そうとはならんかな、、風の谷のナウシカ、エヴァンゲリオリオン、進撃の巨人、宇宙兄弟の四つは自分の中で何度も読み返したい漫画なんだけど、地獄楽はそういう類のものじゃなくて、純粋にストーリーの展開を楽しむものな印象だった。イメージは、HUNTER×HUNTERの’暗黒大陸’と鬼滅の刃の要素を混ぜた感じ。

いい表現がたくさんあったから、ここでシェア。
1)情報に溢れてる時代で、必要なのは何をしないか/捨てるか

2)どこまでも歯切れ悪く生きてく。それが自分。人生なんて一発本番のゲーム。失敗したり、中途半端であたりまえ。

3)そのときに同じ場所で戦った仲間たちは偶然の巡り合わせでごちゃ混ぜに集められた人間たち。かならずそこの戦いはいつか終わりを迎えて次の段階へ進む時がやってくる。「偶さか物語の舞台が一緒だっただけ
一度舞台から降りれば、あとは彼らが自分たちの道へそれぞれ進む。そこに自分たちは無理して手を添える必要も、介入する必要もない。ただどこかで幸せであってほしいと祈るだけ、、

よく、映画の結末が中途半端だ、その続きが気になるみたいに批判をする人たちがいるけど、そのとき、毎回自分は「その先、彼らがそれぞれの道を彼らなりに頑張って進んでる。その先は誰にもわからない。でもそれでいいじゃん。勝手にその人の人生の終わり方を決めるなよ笑」って思ってた。この漫画はそれをこんなきれいな描写とともに伝えてて素敵だなって思った。絶対自分にはできなかったこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?