アメリカから日本に帰ってきて3ヶ月が経って感じたこと/これからやること(頭の中の整理)
アメリカ留学が無事終わり、日本に帰ってきてから3ヶ月と2週間弱が経った。ミシガン州にある、州で二番目に大きい都市Grand Rapidsに住んでいた時の記憶はすごく鮮明ではっきりとしていて、各月をどのように過ごし、何を感じ、何を考えていたか一月前のことにように覚えてる。たぶん、もらっていた奨学金の報告書として毎月末にその月をどう過ごして、なにを感じたかを自分の言葉でまとめていたからかな。もちろん、新しいことに挑戦したり、人生の転換点となるような新しい環境に身を投げ込んでそこで奮闘する期間はその環境や経験の新鮮さから印象的で記憶に残りやすいのはあるけど。不思議なのは、そこで過ごした時間や思い出や困難や感じたことや成し遂げた成長ははっきり覚えているのに、Grand Rapidsに過ごしていたという事実に実感が湧かない。というよりも、実感が日本に帰ってきてから過ごす時間とともに薄れてきている。一緒に留学していた国際留学生の友達の二人が同じことを言ってた。'It was like living in a dream. And now I woke up from that dream and went back to the reality, or the world where I belong.' 私もどこかまだ完全にアメリカや韓国やフランスやドイツやイギリスがちょっと飛行機で離れた同じ地球にある陸地と実感しきれなくて(これらの国に住んだり旅をしたりしたことあるのに)、並行世界のようにそれぞれ独立したじぶんたちの時間軸と世界観で統治していて、どこに国にいてもその国の外側の環境に注意がいかなくなってしまう。たぶん、人間は地球規模で俯瞰してそれぞれの国で具体的に政策がどうなっていて、経済状況はどう推移して、国民はどういう環境にあるかを毎日把握できるほどの大それた能力は持ち合わせていなくて、その時に身を置く環境で生き抜いていくのに精一杯なんだと思う。だからこそ、環境にこだわることは大切なんだよな、、ほんとアメリカ留学の経験を通じてこれは強く実感した。その環境でもがいてなんとかその日を生き抜くのに必死になって時間を過ごすだけで自分が成長し続けられるから。自分が頑張る選択肢以外ない、やるしかない環境に身を置くと目の前の課題や仕事を乗り越えるだけで自分がすごく成長できる。
振り返るといろんなことをした3ヶ月
たくさんのことがあったアメリカ留学が無事終わり、3ヶ月半弱が経って、多少の停滞感と焦燥を感じる中、この3ヶ月で何をして、これから何をしたいのかを整理するためにこれを書いてる。今これを書いてるのは8月17日の夜9時。自転車で10分くらい離れた公共図書館の静かな空間の中、パソコンでタイピングしてる。
この3ヶ月間(5月〜8月)でしたこと。
ー父方の祖父母に会って、アメリカ留学の経験を伝えたり、孫の笑顔を見せて元気をあげるなど、ゆっくり過ごす。
ー日本に帰ってきてから会いたかった友達にひさぶりに会って、会わなかった8ヶ月間の間でどんなことをしたり、どう時間を過ごしたかをお互い話す。友達の中には企業に勤め始めて、配属先が決まって別の地域に引っ越す人とかもいて、時間の経過を感じた。そのほかには、私の大学に留学していた友達が母国の大学の勉強を修了して、ワーホリで日本に来ていて、バイトを頑張りながら日本で生活している人もいて、人生に’正解’や’間違い’なんてなくて、それぞれが自分のやりたいことを自分たちの道で頑張ってるんだと思う。
ーアメリカに留学していた時に仲良くなったフランス人と台湾人の友達が日本に遊びにきて、東京観光を手伝う。
ージムの会員になって筋トレをする。最近は1週間に一回の頻度になってしまっているが、、
ー大学の就活相談に2回行って、就活の第一段階を始める。今も自己分析とかインターンシップの申し込みとかしている最中。
ー7月4日に大学で同じ授業をとってた大学の友達と2年ぶりに会ってお酒飲みながら、おのおのの留学経験とか就活の話とか、今働いてる会社についての話とか私もアメリカの生活とか自分の成長とかシェアしたし、彼らからもたくさん話聞いて、楽しかったな。一人は大手日経銀行の系列企業で航空機系を扱っていて、もう一人の友達はSustainabilityの分野でのコンサル会社で内定をもらっていて、駐在とか将来どうキャリアを広げていきたいかについて話こんだ。
ーICUで偶然出会った二人の国際留学生とお茶したり、クラブ行ったりした。一人はバングラデシュ出身でコーヒー飲みながらお互いのバックグランドを共有して、彼女の話からは刺激がたくさんあった。彼女はニューヨークで国連職員として3ヶ月間のインターンシップの経験があったり、母国でBachelorとMBAをもっていたり、そしてICUで二つ目のMaster'sを修了した。9月からスイスでインターンシップを始めるらしい。二人目はアメリカの大学でPhDをとってる中国人で、アジアの歴史や文化や言語を専攻にしてる。彼のバックグランドもおもしろくて、中国の大学を卒業した後、精華大学でMaster'sをとって、そのあとにHarvard uniで二つ目のMaster'sをとって、いまはNorth Carolinaの大学でPhDをとってる。ICUで日本語コースを夏休みを使って1ヶ月勉強してた。その間に私が居酒屋に連れってたり、クラブに一緒にいたり、日本での思い出を一緒に作った。アメリカに今はもう帰ったけど、そこに帰ったらプログラミングのコースをとってアメリカで働くってなった時のために必要な知識を身に付けたいって言ってたな。彼曰く、中国でBachelorをとった大学はそんな有名じゃなくて、平凡な大学らしく、そこから思ったのは身を置く環境で努力し続ける、つねに前に進む力と新しい環境に飛び込む身軽さがあるのがこれから50年ある人生の中で大切なんだと考えさせられた。’有名な’大学に入ることが最後の目的でそこから先は会社に守ってもらう考えが根を張ってる日本で、そういう考えを柱にすると大きな差になって現れてくるのではとも思った。
ー横田空軍基地のあたりを観光して、アメリカの雰囲気を友達と懐かしんだ。一緒に行った友達もアメリカに5年間住んでたから、アメリカあるあるの話で盛り上がって楽しかった。
ー大好きな芸人Dan Wilsonをイベントで初めて対面で見た。彼の日本で芸人として頑張る姿には、たくさん学ぶことがある。
ー留学からの帰国手続きが一通り終わった。単位編入手続きにすこし不備があるからそこを直して再度提出したいが、それ以外は無事完了した。あとは、卒論の書きたいお題を決めて、卒論のアドバイザーに連絡し、それと同時に休学届を8月31日までに提出しなくては、、、
この3ヶ月間、あっという間に過ぎて、実家に暮らしていると一人暮らしの時よりも自由度が低くなるから動きが少し鈍くなって、思い通りにいかず、悶々とすることがあって、どことなく停滞感や何か大きなことを成し遂げられていない曖昧な焦りや得体の知れない不安に心が曇っていたけど、いざこれまで意識的にやっていたことを振り返って言語化すると多くのことをしていて、それらから成長したり視野が格段に広くなったりしていて、これからも止まらずに前に進み続けようと脳を覆い被さっていた濃霧が心地よい風で飛ばされ、今すごくすっきりしている :))
2024年の残りの時間、4ヶ月と2週間でやること
まず8月末日までにやることが、二つあって、
ー休学届を提出する。そして、休学するのに必要な3万円を期日までに振り込む。アドヴァイザーから休学届を認証した確認メールをもらう。
ーアドヴァイザーに卒論のために書きたい話題をいくつか書き出して、連絡し、卒論に取り掛かる。
9月〜12月に挑戦すること。
ー日本の企業に最低ひとつはインターンシップの応募をする。
ーボストンキャリアフォーラムの流れについて調べて、準備を進める。
ー自分の体に喝を入れて、就活を真剣に始める。自己分析をしっかりして、自分のこれまでの人生を振り返る。あと、興味のある会社をたくさん見つけて、機会があればOBやOGを訪問して直接お話を聞かせてもらう。
ー台湾にいる友達に会いにいく。
ーアジア圏でInternational Businessが盛んに行われてる都市での1ヶ月くらいのインターンシップを探す。
The Officeの登場人物のようなユーモアと遊び心
自分は何を考えていて、どんな感情を感じてるかを率直に言葉にするのが得意じゃない。言葉にした途端、本当に伝えたい大事なものが手の隙間からこぼれ落ちて、他愛のないことがだけが言葉の形になってしまって、いつも本当に伝えたいことが丁寧に伝えきれない感覚になるから。あと、素のままの自分の相手に見せるのが少し恐い。自分の純粋な部分を露わしてそれを他人から否定されたり、批判されたりするのが嫌なんだと思う。本当の自分の在り方や性格や趣味や人間性を批判された時に、ユーモアと一緒に跳ね返す遊び心と心の芯の強さをもっと鍛え上げないとな、、
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