BEMANI SYMPHONY Concert 2022 レポ

はじめに

普段アニメランキング記事ばかり書いている自分だが、昨日は妻に同伴しBEMANI SYMPHONY Concert 2022 に列席してきた。


自分が特別BEATMANIAに深い知識があるわけでもないし、プレイも3~4回しか筐体でしたことないわけなので行っていいのかなという想いもあったが、行ってみてめちゃくちゃ良かったし楽しかったので感想を残しておこうと思う。
ちなみに曲は妻がゲーセンでやっているのを見たり、家でiPadでプレイしてる時に流れてるのを聴いてある程度覚えた。

コンサートレポ

良かったポイントを列挙していくスタイルで書いていく。

会場がいい

何気に初めて行くハコだったLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)。綺麗でコンサート向きのすごくいい会場だった。アクセスも渋谷と原宿の中間くらいで適度な距離感。
ライブ会場は駅の目の前すぎるよりある程度距離あったほうが始まる前はワクワク感、終わった後は余韻に浸れて良いという個人的な感覚。

演奏のクオリティ

これは本当に度肝を抜かれた。オケコン自体も久々だったが、やはり生音は凄い。ただ音の圧が凄いだけではなく聴いていて常に心地よく、それでいて心の芯まで響いてくるような。一人一人の奏者のクオリティがかけ合わさって、ゲームの楽曲たちをさまざまな彩りに変化させていた。オーケストラは合計約4時間の演奏ということで尋常じゃないな…。
あとはやはりピアノ演奏陣。呼び込まれた全員凄かったが、個人的には久しぶりに事務員Gさんのピアノが聴けたのは嬉しい誤算だった。ボカロにハマっていた大学時代、40mPの虹色オーケストラで何度も聴いていたあの演奏がさらに円熟味を増してそこにあり、代打すら務め上げていたのは感慨深いものがあった。

曲と作曲者の個性

自分のようなにわかが語れることではないかもしれないが、やはりBEMANIシリーズの楽曲は唯一無二の個性だと、客観的な視点でも感じる。
元が音ゲーのための曲であるからこそ、そこにはいろいろな文脈が載るのだと思う。
このゲームの楽曲は冒頭に記した通り、ほぼ知らなくて家で流れているものを少し拾った程度だったが気づけば覚えてしまうくらいに今思えば魅力を感じていたのかな。(smooochとかREDZONEとかはニコニコで流行ってたので知ってた)

そんな数少ない覚えた曲の中でも好きだったfly above、starmine、サヨナラヘヴンなど聴くことができて良かったしあまり聞き馴染みのない曲も含めて凄く満足度の高いセトリだった。

そんな曲を作る作曲者もやはりみな個性的で、こんなにも作曲者がフィーチャーされ脚光を浴び、そしてファンと直にコミュニケーションを取れるのは音ゲーというコンテンツならではだなと、凄く興味深いシーンであった。

ボーカルの存在感

自分は普段アニソンのライブが主戦場のため、どうしてもボーカルに主眼を置きがちである。本公演のボーカル陣も全員最高だった。特に自分のような知識が浅い人間はボーカルがあるとキャッチーで飛びつきやすいので助かる。
あとはオーケストラというステージだからこそ、ドレス衣装がとても綺麗だった。moimoiさんとNU-KOさんは特に可愛かった…。
全然関係ないけど、NU-KOさんは佐伯伊織さん名義で処刑少女の生きる道のメノウちゃんのCVだった。思わぬ場所で見れてよかったな。

昼夜二公演+セトリ変更

昼夜連続の観客に飽きさせない運営は本当に素晴らしかった。
今回列席する観客たちはおそらくコアなファン層(に囲まれる自分)が多めかつ事前にセトリ公開されてる系のコンサートなのである意味で演奏のクオリティだけで勝負しても誰も文句いわなさそうだけど、オーケストラ楽団の負担も省みずがっつり昼夜でセトリ変えていたのに感心した。本当にファンの期待に応えようと構成したんだろうなぁというのが、ほぼコンテンツを知らないながらも強く伝わってきた。
夜公演のボーカル総動員での凛として咲く花のごとくは震えたよ…。もちろんアンコールも含め。

全てが濃密で、あっという間の公演であった。

まとめ

にわかファンでも楽しめた!
音楽最強!

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