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【確定版】個人的2021年夏アニメランキング

はじめに

あっという間に9月も終わりを迎え、夏アニメが終了。今年も残すところあと3か月となりました。

ということで夏アニメも総合ランキングを書いていこうと思います!

ちなみに前回の総合ランキングはこちら。

評価項目の説明です。
自分の感覚を数値化できるようにしてるので、要は好みの点数化です。

[評価項目解説]
1.シナリオ(全体印象)...全体を通しての話の筋の通り方、トータルで見た時の盛り上がり、印象度、一貫性。
2.シナリオ(単話単位)...一話ごとの面白さ、脚本のクオリティ、継続性、爆発力、惹きつけられる内容かなど。
※評価内に記載している「単話平均点」は各話の評価(10点満点)を話数で割ったもの。
3.キャラ・アフレコ...キャラクターのパーソナリティ的な魅力・個性、キャラデザ、声優のアフレコ。
4.作画・音楽・演出...作画のクオリティ、OPED/劇伴のクオリティ、アニメーションとしての演出の技量等。
5.世界観・構成・設定....世界観や設定のうまさ、組立のうまさ、台詞回し、テンポ、アニメへの”引力”

※全て主観なので、認識異なる点あってもご容赦ください。異なる意見や賛同は是非コメントで。
※単話の累計と継続的な印象の側面を掛け合わせ、総合的な観点で評価しています。
※基本的に評価対象は執筆時点での最新話(クール内最終話)まで視聴している作品なので、途中で視聴を取りやめた作品は評価対象外です。

2021年夏アニメランキング 確定版 1位~10位

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1位 かげきしょうじょ!!
総合 31/35点
単話平均点 9.1/10.0点

脚本、キャラ、演出、アフレコなど多方面でめちゃくちゃ気合いが伝わってくる優良アニメだった。シンプルに面白かったし、分かりやすかった。
特に素晴らしいのはキャラクター性。さらさとならっちの2人の関係性の変化もそうだけど、100期生の面々がそれぞれ個性的かつバックグラウンドも魅力的。特に星野さん、山田さんの個別エピソードは泣けたな…。もちろん軸となる舞台・演劇への向き合い方がしっかりしているからこその話の広がり方だと思うので厚みのある作品だなと感じた。
続きもぜひやってほしいな。

2位 小林さんちのメイドラゴンS
総合 30/35点
単話平均点 9.2/10.0点

2期も素晴らしかった。1期でキャラは出し切った感もあり、2期ではしっかりと個々の深掘りや関係性の変化などを1クールの中で散りばめた構成になっていて毎週楽しめた。その中でも新キャラのイルルは出て来てすぐ既存キャラの雰囲気に馴染んだし、良いアクセントだったね。基盤となる作画や演出、音楽面などが最高品質の京都アニメーションクオリティであることは言うまでもない。
テーマとして掲げられている異文化、異種族間の理解みたいなところもくどくなりすぎないように組み込まれていて、それでいてやはり暖かい作風に仕上がっているのは流石の一言。良いアニメだった!

3位 平穏世代の韋駄天達
総合 26/35点
単話平均点 8.6/10.0点

期待以上に面白かった良作。序盤ははちゃめちゃに動く戦闘作画と独特な色彩に魅了されたし、アフレコの質は終始素晴らしかった。キャスティング最高。ポップなキャラデザではあるが内容はかなりエグめでエログロ満載。四肢切断されたり性交シーン盛りだくさんだったり、規制ギリギリの攻めた演出も織り交ぜていてアニメーションとしての気概や作者のこだわりを存分に感じたしそれがちゃんと作品内で意味のあるものになっていたのが良かったね。めちゃくちゃヤバい局面で終わりということで続編をぜひアニメ化してほしい。
あと、このアニメ何気にキャラがめちゃくちゃ可愛い。ポーラが今季ヒロイン内でも随一の可愛さ。ミクもシスターの子も好き。

4位 死神坊ちゃんと黒メイド
総合 24/35点
単話平均点 8.4/10.0点

PVの時点ではこの作風を3DCG(しかもクオリティが怪しい)でやるのか….と不安しかなかったが、慣れてくれば全く問題なかったし、アリスの可愛さも引き立っていて結果的に良かったかな。呪いや貴族の生まれが坊ちゃんを苦しめるシリアスな面と、普段のアリスやヴィオラ、ザインたちとのゆったりとした日常パートとのギャップが効果的で引き込まれた。アリス役の真野あゆみさんはアフレコも良かったし、歌も素晴らしかったね。続編やるみたいなので、呪いに坊ちゃんがどう向き合っていくのか楽しみ。

5位 Sonny Boy
総合 24/35点
単話平均点 8.4/10.0点

絵もシナリオもめちゃくちゃ独特で人を選ぶ作品だったのは間違いないし、毎話完璧に理解できたわけではないがそれでもポイントポイントでの世界観の拡げ方や、漂流の謎の明かし方そして余韻の残し方などに深みを感じる作品だった。どれだけセリフの一つ一つを意味をもって感じられるか、というのが重要なアニメだったと思うがそれにしては節々での画面への引力(と個人的に定義している)が弱かった感はあるか。終盤に多用してた音楽流しながらのシナリオ進行は手法としてはひとつ有効ではあったね。こういう攻めた作品がクールに一本はあるとありがたい。

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6位 RE-MAIN
総合 24/35点
単話平均点 8.4/10.0点

今期のダークホース。腐向け警戒して1話時点では相当怪しんでてたけど全くそんな要素はなく、完走して良かったと心から思える良作スポーツアニメだった。記憶喪失の主人公みなとを中心に展開される人間性の変化や人間関係の描き方が終始一貫してたので人間ドラマとしても素晴らしかったし、水球という日本ではマイナーに分類されるスポーツを説明的にならずに描き切ったのはとても良かった。ベタではあるが最終回の流れも綺麗だったし、続きが作れそうでもあるしこのまま終わっても納得感はある畳み方で気持ち良かったね。

7位 不滅のあなたへ
総合 22/35点
単話平均点 8.3/10.0点

NHKで放送の本格派アニメ。未だに1クール目の1話の衝撃は忘れられない。主人公のフシは本編を通して文字通りさまざまに姿形を変えていく象徴的な”不死”の存在でありこの物語の魅力そのもの。人間性を獲得していく過程の描写が素晴らしかった。
シナリオ的に毎回ずっと盛り上がるような作品ではなかったけど要所の”死”が絡むシーンの演出やアフレコは特に凄くて毎回鳥肌ものだった。個人的にはグーグーとリーンのエピソードと終わり方がめちゃくちゃ好きなんだ…。評価はいまいち盛り上がりに欠けた2クール目の評価なので数値としては厳しめだが、年間ランキングには確実にランクインしてくる良作。
来年の秋に続編とのことで、我慢できずに原作を買ってしまいそう。

8位 白い砂のアクアトープ
総合 21/35点
単話平均点 8.3/10.0点

P.A.Worksの青春ものかつお仕事系ということで久しぶりに期待していたが、出来としてはここまでは期待やや下くらいか...?作画面や沖縄の綺麗な風景描写、沖縄弁のアフレコなどは非常に秀逸でアニメーションとしてのクオリティはさすが。キャラクターもそれぞれ個性的ではあるので愛着は湧く1クール目の放送だったが、シナリオの引力がどうしても少し弱めというか大人しめ。がまがま水族館との別れ、という一つの節目を12話かけてしっかり描いたので2クール目が肝になりそう。

9位 東京リベンジャーズ
総合 21/35点
単話平均点 8.1/10.0点

メディアミックスとしてはかなり上手く行った事例になったと思う。毎週続きが気になるという意味ではアニメとしても良かったね。作画や演出、演出、アフレコなどのアニメのクオリティという面ではライデンフィルムクオリティを脱しきれておらず勿体無いなと良い部分もあり、シナリオや設定も粗い部分は多かったが雰囲気と勢いはあったのは世間的な人気を見ても明らかかな。テンポさえもう少し良ければと思ったが、めちゃくちゃ気になる終わり方をしたので続編やってくれるでしょう。あのシーンで終わらせたかったんだよね。

10位 ラブライブ! スーパースター!!
総合 21/35点
単話平均点 8.1/10.0点

新作ラブライブまたやるんかいと思っていたが、ユニットの人数を5人に絞るという英断もありアニメとしてはなかなかよくまとまっていると思う。オリンピックでの放送中断もあり、まだランキング時点ではかなり話が中途半端なところなので評価が難しいのだが主人公のかのんと幼馴染の千砂都のエピソードはめちゃくちゃ良かった。一方で恋ちゃんのエピソードは悪い意味でのラブライブ感が溢れていたりと安定しない印象。それでもかのんの主人公としての魅力は個人的にはぶっ刺さっているのでうまく着地させてほしいなと思っている。

2021年夏アニメランキング 確定版 11位~20位

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11位 迷宮ブラックカンパニー
総合 20/35点
単話平均点 8.2/10.0点

主人公の二宮の大胆不敵なキャラクター性を軸にして展開される文字通りブラックな労働環境からの成り上がりという設定と脚本が面白い作品だった。細かいブラック企業ネタや社会人ネタはある程度年齢がいっていないと伝わらないかもね。細かい部分を抜きにして終始テンポよく描きたいことを描いていたし、ワニべやシアなど二宮を支える(?)サブキャラたちも魅力的で良かった。無難によく仕上がっていたアニメだったね。

12位 ドラゴンクエスト ダイの大冒険
総合 20/35点
単話平均点 8.1/10.0点

祝、放送1周年!こう長く続くシリーズだと凄く評価が難しいのだが安定して面白い。夏アニメ対象回はポップの活躍が特に目立ったように感じる。ああいう成長していくサポートポジションのキャラいいよね。その分、ダイの活躍は少し大人しめだったので秋クールでは主人公らしく活躍してほしい。

13位 SHAMAN KING 
総合 20/35点
単話平均点 8.1/10.0点

ダイ大と同じく、こちらも長期放送作品なのでなかなか評価しづらい。2クール目はいよいよシャーマンファイトに突入。エンディングで謎に走ってた美少女(CV:堀江由衣)の正体も判明とシナリオ的には大きく動いたので面白かった。一方、1クール目あんなに良かったテンポがかなり悪く映る場面も多かったりと構成に疑問が残るところもあったので少しシビア目。おそらくピークをどこかで持ってきてくれるはずなので、それまではこのあたりの順位が続きそう。

14位 現実主義勇者の王国再建記
総合 20/35点
単話平均点 8.1/10.0

期待していなかった分意外と面白かった。リアル世界ではバリバリの公務員をしていた表題の通り”現実主義”な主人公が王国の問題を様々なやり口で解決していく姿は痛快だった。最近のなろう系でありがちなストレスの溜まるイキリ主人公ではなく、地に足がついたキャラ設定。脚本も回によっては環境問題、食糧問題、人権問題など幅広く扱っていたので飽きずに楽しめた。戦闘がつまらないのはまぁ許容範囲内。
2期も決まったみたいなので楽しみ。

15位 僕のヒーローアカデミア(第5期)
総合 20/35点
単話平均点 7.8/10.0点

2クールかけて放送。前半クールはA組対B組の対抗戦を中心に描かれていて、各キャラの成長過程が表現されていたので盛り上がりに若干かける部分もあった。後半クールはインターンの話などを織り交ぜつつ引き続き生徒たちのヒーロー感の養成が話の軸なのだが、その中で描かれるヴィラン側の話やホークスのエピソードなどはいいアクセントとなり面白かったね。特に死柄木の過去エピソードは夕方アニメとは思えないほど残酷で心を抉られた。
5期通じてでいうと大きな敵との衝突も薄めなのでなかなか盛り上がりに欠けるパートだったとは思いつつ、必要な過程だなと。

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16位 ぼくたちのリメイク
総合 19/35点
単話平均点 8.0/10.0点

良い意味で古臭いというか、昔ながらというか、2000年代を思わせるような作風。タイムリープした先の年代の雰囲気を考えて敢えてその雰囲気をアニメーションで表現していたとしたら凄いが果たして。正直終わり方も中途半端ではあったのでこの段階で評価をつけるのは難しい作品ではあるが、やりたいことや面白くしようとする気概は随所に感じられるアニメではあった。細かい部分はかなり怪しかったが、キャラの魅力で乗り切った感はある。主人公のアフレコもう少し頑張れるとさらに良かったかな。個人的には嫌いじゃないアニメなので、続きやるなら応援したい。

17位 うらみちお兄さん
総合 18/35点
単話平均点 7.7/10.0点

声優ファン向けな要素がかなり強くはあるが、本編だけ見ると頭空っぽでそれなりに楽しめるという意味では良かった。劇中歌も自分には全くツボに刺さらなかったが1クール内でなんども違う曲を披露するなどの丁寧さも垣間見えたね。
うたのお姉さん(cv水樹奈々)の妙なエロさはなんなんだろう…。

18位 マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-
総合 17/35点
単話平均点 8.1/10.0点

中途半端な時期に始まったと思ったらさらっと終わってしまった…。キャラが多すぎて一人一人のキャラへの思い入れがなかなか持てないので没入感が低くなってしまった。(自分の問題かもしれないが)
作画は評価通りめちゃくちゃ素晴らしいんだけど、まどマギシリーズに求めてるのはそこじゃないんだよなぁと率直に感じてしまった。ちらちらと気になる要素や惹きつけられる要素はあるのだがこれでまた放送間隔が空くとなるとリセットかなぁ。

19位 女神寮の寮母くん
総合 17/35点
単話平均点 8.0/10.0点

テレビ放送にて規制版を視聴。完全解放されたverならまた違った楽しみはあったかも?
エロやシチュエーションの背徳感はもちろんテーマとしてはありつつも、根幹となるコウシくんと女神寮の面々のほっこりするやりとりや友情が深まるエピソードなどの織り交ぜ方は良かったと思う。キャラにハマれなかったので個人的にはそこまで印象に残る作品にはならなかったが、アテナさんがただの暴力系ヒロインではなくて真摯にコウシくんに向き合ってくれるのは良いなと思った。

20位 ピーチボーイリバーサイド
総合 16/35点
単話平均点 7.8/10.0点

結局CMやキービジュアルで押し出していたような桃太郎要素は少しばかりだったけど、テーマとしては異種族との共存や相互理解みたいな部分が徹底されてて作品の根底にあるものはしっかり伝わって来た。同作者のメイドラゴンも同じような感じだし、好きなテーマなのかな。キャラ立ちや単話単位のエピソードは良かったものの、オンエア版が時系列ぐちゃぐちゃにされててマジで分かりづらかった。絶対時系列にやった方が良かったよ…。

2021年夏アニメランキング 確定版 21位~28位

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21位 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
総合 16/35点
単話平均点 7.8/10.0点

1期でタイトルのテーマはやり尽くした感があるので2期は各キャラの深掘りエピソードやカタリナとの恋の進展がメインで描かれていた。どうしても1期の先が見えないテーマ設定が好きだった身からすると物足りなさを感じる脚本ではあったが、作品らしさを失わずに走り切ったのはとても良かったと思う。

22位 チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~
総合 16/35点
単話平均点 7.8/10.0点

タイトルとテーマからして虚無アニメになる可能性も十分ありえた中でいい癒しアニメとしてのポジションを確立してくれてた。不作の今期は特にめちゃくちゃありがたかった。脳死で見られる作品は貴重。いろんなキャラ出てきたけど結局レイジ、ミナ、ノエラの3人を軸にしてドラッグストア内のエピソードを中心に終始展開されてたのがシンプルで良かったね。ミナはアフレコも含めてめちゃくちゃ可愛いし、個別エピソードも良かった。

23位 魔法科高校の優等生
総合 16/35点
単話平均点 7.5/10.0点

シナリオ部分は劣等生(本編)をそのまま、という感じなので大きな見どころはなし。視点を変えたり、本編ではなかった絡みが見られたりと本作の大ファンにとっては見たかったものではあったのかな?個人的にはそこまでの思い入れのある作品ではなかったため、内容の復習がてらみるのにはちょうど良かった。キャラデザも若干違うのでだれおま感も多少あったが、ほのかはめちゃくちゃ可愛かった。

24位 転生したらスライムだった件 第2期 第2部
総合 15/35点
単話平均点 7.3/10.0点

2期2部は本当に見どころがほぼなかったな….。前半の会議の連続で興味を削がれてしまったし、後半も取り返すにはインパクト不足のシナリオで着地もよくわからず。今思い返すと個人的にはそこまで好きではなかったが1期や2期1部はかなり良かったなと逆に評価が上がった。やはりラノベ原作のアニメにありがちではあるが、文字で読んで感じる楽しさをアニメでそのままセリフに起こしても冗長になるのでやめた方がいいね。

25位 精霊幻想記
総合 14/35点
単話平均点 7.3/10.0点

無難オブ無難な仕上がり。特段のめり込める設定や脚本、作画があるわけでもないので盛り上がりは薄め。特段悪いところもあったわけではないし、面白くなかったわけでもないので本当に平均的な作品だった。序盤は結構エグい設定入れてくるのかな、という期待感もあったが膨らみ切らなかったのは残念だった。

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26位 100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン
総合 13/35点
単話平均点 7.4/10.0点

1期終わった時に早々に2期放送発表されて「えぇ…」となったのが懐かしい。アニメーションクオリティは相変わらずで戦闘のもっさり感やキャラの魅力という意味では弱かったが、1期と違って壊滅的な崩壊やスベリ倒したいらすとやの演出などがなかったのは良かった。毎週めちゃくちゃ楽しみというわけではなかったが、なんだが見続けてしまう感じ。

27位 探偵はもう、死んでいる。
総合 13/35点
単話平均点 7.1/10.0点

前評判がめちゃくちゃ高かったのだが蓋を開けてみたら….という作品だった。ヒロインたち(特にシエスタ)はキャラデザ含めて可愛いし、テーマ設定としてシエスタ早々に退場させてその幻影を追いかけるような構成にしてたのは評価ポイント。逆に言うとそれ以外はかなりお粗末というか、大筋でやりたいことがあるよにそれを体現しうるだけの脚本や演出がついてこなかったかなと思った。バトルもなんだかシュールだった。色々やりたいことはあったのだろうが、詰め込み過ぎは良くない。

28位 出会って5秒でバトル
総合 10/35点
単話平均点 7.0/10.0点

今時珍しいくらいめちゃくちゃスカした主人公がゲーム内でイキり倒すお話。合う人には合うのかもしれないが個人的にはさほど面白さや斬新さは感じなかったのと、アニメーション的なクオリティ面でも目を引くものはなかった。

29位 ひぐらしのなく頃に 卒
総合 9/35点
単話平均点 5.8/10.0点

ひぐらしファンを絶望に陥れた最悪のアニメ化。どうしてこうなった。これを本当に楽しめる旧作ひぐらしファンは存在しないと思う。業の前半では既存のルートに新たな演出や展開を加えたアクセントのあるリメイク風新作に仕上がっており見どころも多かったが卒になってからは酷かった。ほぼ丸ごと再放送みたいな構成に、キャラにヘイトを貯めるような設定、終盤2話の超展開丸投げ。そしてどうしようもない沙都子と梨花のあーだこーだを延々と繰り返すシナリオ。いくら作画とアフレコが良くても救いようがない。そこらへんに転がってる二次創作の方がよっぽど芯食ってるわ。原作者が関わってるからと言って信頼しちゃいけない、これ真理。最後の方酷すぎて画面を直視できなかったわ…。

一番好きなアニメ何?って聞かれてひぐらしって答えるくらいには思い入れがある作品だったので本当に悲しかった。どうかこの惨劇が繰り返されませんように。

まとめ

不作不作と言い続けてきたが、本当になかなかの不作クールだった...笑
それでもTOP6くらいは面白かったので時間がある方は見てほしい。
来季(秋アニメ)は期待できる作品が多そうなので、楽しみです。


Annictで普段はアニメの記録をつけているので、良かったらフォローお願いします!

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