僕が選ばなかった方の未来を考えてみた
こんばんは。ルートです。
東京リベンジャーズ、10巻の途中まで読みました。
まとめ買いしてると、
すぐ次が読めていいですね。
koboのまとめ買いクーポンに感謝。
4巻にも気になるシーンがたくさん。
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(p52~53)
タケミチ「結局 未来は変えられなかった」
「でも 精一杯やった」
「最後まで 下は向かねぇ!!」
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2012年1月。
大学院の修士論文発表会。
・・・に、僕の姿はなかった。
その少し前。
学費を工面しながらの生活。
思うように進まない修士論文。
指導教官から、
「もう1年かけて書いたほうがいい」と簡単に言われてしまった。
(いや、そんな簡単に言われても・・・)
(奨学金とかも、今年で終わるし)
(母子家庭のウチに、もう1年なんて余裕あるわけないでしょう!)
っていう風に、
相談することも、感情を表に出すこともできなかった。
2つの未来があったと思う。
そのときに、不完全でも、なんとか修士論文を書いて、
正規の2年で修了する未来。
その未来は、僕は選ばなかった。
もう一つの未来を、僕は選んだ。
大学院の3年目は休学して、学費の工面にあてる。
そして学費が貯まった4年目、勝負だ、と。
休学してネットビジネスをしていた時、
そのときは、実は、
マンガせどらールートとして活動させていただいていた。
新田さんをはじめ、いろんな情報発信者に出会った。
せどり仲間とも出会った。
そのときにコミュニティもできたけれども、
いつしか連絡をとらなくなってしまった。
あのときの仲間たちは、どうしているだろうか?
しっかりサポートできずすみませんという気持ちと、
その時のお陰様で今がありますという気持ちと、
両方の気持ちがあります。
1年間を学費の工面にあてた僕でしたが、
結局、自分で生活するぐらいの稼ぎはあったけれども、
次の年の学費を貯めるまでには至らなかったという、
中途半端な結果になってしまった。
その後僕はどうしたかというと、
大学院近くのアパートを引き払い、
電車で片道2時間弱かけて、実家から通う未来を選んだ。
その未来では、
家族や友人のサポートもあり、
なんとか大学院を修了することができた。
(始発や終電になることもある僕を、家族は送迎してくれた)
(それでも帰れなかったときは、泊めてくれる友人がいた)
そしてその未来が今につながっている。
まぁ今の未来だったからこそ、
こうしてネクディメに出会えているわけで。
正直、人生の分岐点はたくさんある(あった)と思う。
もしも大学院を休学していなかったら。
もしも高校をやめようか悩んで、本当にやめていたら。
もしも中1の時に不登校にならなかったら。
もしも小2の時に、母子家庭にならなかったら。
東京卍リベンジャーズを読みながら、
自分の人生を振り返らせてもらっている。
そして、
あまり出したくない過去を出すことで、
少しでも照らせる世界があれば、と。
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