永遠/全体性に触れるとき、私たちの苦しみはすべてすべて!溶けて消えゆく(水星の魔女─はつゆきさくら)

全一性と全体性におけるすべてを体験したら自我は解けてなくなる。それはもとから無なのだ。光に照らされてしまえば消えるのは真理。そこにあった許せない思いも、苦悩も、後悔も、怒りも、あまねくすべてがとける。
そして笑えてくる。
今まであんなに!このために頑張ってきたのに! まるで意味かないことを知ってしまった。もう追いかける価値を見出せない!
それが水星の魔女の最終回であり、はつゆきさくらの初雪が桜の呼びかけに応えて至る結末てある。
永遠の光──神の愛──を体験してしまったら、最後、わたしたちは救われてしまう。自我は救われたくないからこそ、ここから遠ざかりたいと望んでいる。しかし真の喜びはここにあるため、正気な心は神を求めずにはいられない。

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