真理の中でのみ心はつながり、自我の中では繋がれない(お互いに同一の意図を共有できない)

「一つの意図」をもった二つの心は非常に強力であり、彼らの意志は神の意志と一つになる。
真理の中でのみ、心は心とつながることができる。
逆に自我の中では、二人の者が同じ一つの意図を共有することはできない。なぜなら、それぞれの望む結果は異なっていて、お互いにとって同じものではないからだ。夢の主人公は違っているものとみなされる。損失に対する利益の比率、利益に対する損失の比率が、別の形に現れ、勝者と敗者が色々なパターンで入れ替わっていく。だから自我の中では「妥協」しかもたらされない。自我のゴール妥協することである。自分の利益と、他者の損失のために妥協しようとする心は、神の平安を見失う。
そして心は融合することなく、駆け引きをする。駆け引きでは神の平安はもたらせない。

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