自己概念とは、神の子に「何かが起こり得る」という考えである

自己概念とは、神の子に「何かが起こり得る」という考えである。神の子の意志をなきものにし、その代わりとして「自己概念」を意志とした。
これによって「神が私たちに意志したものを持たずにいるだけの力」が、自分にはあるという声明である。神を無力にし、その無力な力を自分のものとしたのである。この自らの無力性を脅かすものはすべて、自分の信仰を攻撃しているかのように見えるので大変苛立たしい。

「何が起こるべきか」を自らに告げる自己概念(=意志)が、私たちの祭壇に置かれている。これによって、その「自己概念の意志」に実在性が与えられ、それ以外のものには(聖霊がもたらす真理・神の意志は)実在しないように見えてくるのだ。
真理のために場所をあけること、それを中に入られせることが重要である。そのためには自己概念(意志)は取り消さなければならない。

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