他者を評価することはできない。なぜならその価値は計り知れないものだからである。

他者の価値を、過大評価することは「その者を自分のために望んでいる」ことを意味しているので、結果過小評価していることになる。自我だけが他者を評価する。

神の子という、計り知れないものを評価することはできない。
自分にとって超えているものを判断してはならない。判断すれば決してそれを見ることはできない。

なので、それが「訪れる」のを辛抱強く待ちなさい。他者のために平安のみを望むとき、他者の真価を見る機会が与えられる。

だれかをただ愛してさ、嬉しく思うとき、判断や評価をしようとは思わない。キリストの顔を見ても判断に意味があると言い続ける者などいない。

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