エリート紳士グループの愉快な逆襲(TOMORROW X TOGETHER)【僕のK-POP遍歴⑦】

さて、僕の10年分のK-POP遍歴を詰め込んだ動画紹介マガジンですが、ここで一旦区切りをつけます。

ENHYPEN・ATEEZ・THE BOYZそして今もガンガンデビューしている新人グループなど、追っていきたいグループは多いんですが、新しい環境(?)に馴染むのにはまた時間も掛かるので、また書きたいと思うグループが現れたときに再開できたらと思います。

最後に紹介するのは、TOMORROW X TOGETHERです。僕は歴代グループの中でもBTSに一番影響を受けているので、同じ事務所である彼らも気になってはいたんですが、毛色が違すぎるのでどうなんかな、と思ってました。

でも、時が経ち、ポテンシャルはもちろんのこと、いろんな表現を次々にこなしてしまう彼らから、結局は目が離せません。そして何より、どの曲も、自信に満ち溢れた表情が見られます。何かに守られてるのかな。

見た目エリート紳士な彼らの、バエティ豊かで力強い曲をいくつか紹介したいと思います。

Ghosting

幽霊のように君が消えた・・と繰り返す曲です。実際ghostingって恋人と音信不通になる意味で使われるらしい。

いきなり大好きな曲から出しました。TXT(グループ名が長すぎて、略すとこうなる)の強みは、こういう切なくて優しい曲の雰囲気をはっきり打ち出せるところだなと思います。

DRAMA

これ毎日のように聴いてましたね・・曲を一貫して続くリズムとベースが癖になるんです。
ダンスの運動量も半端なくて、観るたびにすげーって思います。

この曲の日本語版にはMVがあって、ボムギュ演じる陰キャが、パリピバスケ部(最初バスケだけど、ハイキューはバレーの漫画だよね)グループに入れてもらって、わいわい遊ぶけど、結局着いていけてなくて悲しくなるみたいな、陰キャに刺さりまくるストーリー(雑)で、日本語版なのに、英語で陰キャによる共感コメントが大量にあるっていう面白いことになってます。でもボムギュは絶対陰キャではない。

これ


The Shampoo Fairy

これはMステかなんかで多分やってて、BTSの弟分こんなナヨナヨ・・というか繊細な曲出してるのか、全然違うな、と思ってたんですが、改めて観ると表現力強すぎますね。この曲でいけるだろうと思う製作陣もすごいし、ちゃんとやり切る彼らもすごい。
間奏のトランペットがいい味出してます。


FORCE

ファーストテイクではアニメの主題歌になったFORCEを歌ってます。
Mrs. GREEN APPLE(若者に人気なバンド)の大森さんが作ってるそうで。この人の曲はバンドにしては変な曲多いなーと思ってたけど、こういう曲作るとしっくりきますね。彼らの勢いを活かすいい曲です。

でも、日本語非ネイティブに歌わせる曲じゃないだろ・・


No Rules

最近はこういうイケイケな曲も多いですが、当たり前のように決めてきています。普通じゃないですね。いよいよ才能の塊みたいな感がありますね。


0X1=LOVE SONG

激しさの中に痛みが流れている曲です。

MVの色合いや、なんでもないことに盛り上がって狂っていくところなんかはBTSっぽさを感じることがありますが、彼らはもっともっと退屈な感じです。さとり世代とはこのことか? 改めて、アイドルグループはその時代の若者の痛みを表現しているなと感じます。
BTSの時と違ってもう僕も若者じゃなくなってきたんで、分かんないんですけど笑


というわけで、7回に分けて僕の好きなK-POPの9グループのおすすめ曲と共に、少しだけですが、僕が彼らのどういう表現に心打たれているのかについてお話ししてきました。勢いに任せちゃったところもありますが、そこそこの熱量を持ってこの企画をまとめられたことは嬉しいです。

僕は吹奏楽と合唱が好きなので、作曲するときそれらの曲からイメージを持ってくることが多いですが、最近は作る曲もK-POPっぽくなってきたところもあり、特に「心の痛みに寄り添ったり、消化させたり」ということがうまくできると、K-POPありがとうって思うし、これからも追い続けようと思います。

あと、最近は日本のグループもいい感じなのが増えてきてるので、機会があれば日本のグループも紹介したいと思います。

では、ここまで読んでくださりありがとうございました!

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