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本の感想(ネタバレあり)

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沈黙法廷/佐々木譲 ネタバレあり感想

平成28年11月刊行、令和元年1月文庫化初版なので、わりと新しい本。

独り暮らしの初老男性が絞殺死体で発見された。捜査線上に浮上した地味な女性を巡り、警視庁赤羽署、埼玉県警大宮署を巻き込み、それぞれの腕きき刑事である、伊室、北島を奔走させる。そして有力な証拠が集まらないまま、ついに彼女は被告人とされ、裁判の場へ引き出される。

目次は次の三章からなる。
1章 捜査
2章 逮捕
3章 公判

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