歩いていると信号待ちの柴犬が私をジィーッと見ていた。

柴犬が大好きな私は近づきながら、ニコニコ見ていた。

柴犬もずーっと私から目を離さなくなった。

別になんということもないんだけど、とても温かくて幸せな時間だった。

飼い主は怪訝な顔をしていた。

そりゃ、そーだよな。