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百聞は一見にしかず

『百聞は一見にしかず』というけれど、なるほどなぁという出来事があった。

悩みの種である人のことを「どんな人だろう」と、他人からの情報であーでもないこーでもないと思い悩んでいたけれど、思いがけず目の前に突然現れたのだ。

「お前なんかーい」と、拍子抜けするような人物だった。

なんか、どうでもいい気分になる。

だいたい、思い悩んでいることは本当に徒労に終わるなぁ。
問題が消え去ったわけではないけれど、正体不明の魔物が実はただのネズミだった…というようなこと。

ネズミにもあやまりたくなるような例えだ。
ごめんなさい。

具体的に相手を認識できるのと、そうでないのとでは、やっぱり違うな、と改めて思った。
時間の経過とともに、いつもながら思いもかけないところにたどり着いていく。

面白いといえば、面白い。