変化 藤井智也
“負けてもいい。中身のある男になれ。”
久々にサッカーノートを開いたらこの言葉が出てきました。
これは中学生の時、監督からもらった言葉です。
その当時はなにもかも上手くいかず、サッカーがほんとに嫌いでした。
何回か真剣にサッカーをやめようと思ったし、グランドが近くなると不安で泣いてました。
足が速いわけでもなければ、テクニックがあるわけでもない。
周りとの差にとにかく劣等感だらけでした。
そんな気持ちを抱えながらなんとなくサッカーをしていた僕でしたが、謎に評価はされたいという見栄っ張りな性格だったので監督が見ているときは一生懸命頑張り、その他のときは練習に上手く馴染もうと負荷のないプレーを意識してみんなの影に隠れてました。
そんな感じで日々誤魔化しながらサッカーをしてました。
だからもちろん技術なんてつかないし、試合にも出られない日々でした。
今考えてみると、自ら周りに信頼されない生き方を見せつけていたんだなって思います。
だから、僕にとって直球ど真ん中ストライクのこの言葉をもらった時には鳥肌が立ちました。
正直、図星をつかれすぎて少し怖かったです。
けど、この言葉と出会えて本気で良かったと思います。
では今の自分はどうでしょうか。
このような状況だからこそ改めて自分自身に問いかけてみようと思います。
時間を使ってトレーニングしてるだけで中身入ってますか?
周りに頑張ってると思われるためのトレーニングになってませんか?
自分の目標のためにしっかりと時間を使えてますか?
問えば問うほど少し不安になります。
まだまだ自分に甘えていることにも気付かされます。
もっと頑張ろう。自分。
だからみんなも何事にも全力で取り組んで、その度自分に問うてみてほしい。
それが自分を変えるきっかけになります。そしてチームを変えるきっかけになります。
最後になりますが、この素晴らしいチームのために残り1年、全力で戦い続けたいと思います!
読んでいただきありがとうございました!