自分なりの人間力 盧泰曄
『博士』森川から紹介を受けました。
文学部 盧泰曄です。
なるべく短く、読みやすく書いてみたので、気軽に読んでください。
ほとんどの一回生がプレーや、過去の悔しい思い、今後のサッカーの目標などを書いているので、私はピッチ外の行動について書きたいと思います。
自粛期間にいろんな先輩たちとzoomでミーティングをしましたが、その中で一番長い時間話しても答えが出なかった議題が『人間力とは』でした。
康介君が1.2回生を集めて行ったミーティングでも人間力について説明はしたものの、結局は各々が考えなければいけないというものだと解釈しました。
そして、人間力について討論したことを忘れかけた頃、Aチームにあがりました。
その時、私は、なにも言ってないのに、試合に出るにも関わらず、なにひとつ文句を言わず準備を手伝ってくれて、試合に出て疲れているにも関わらず、片付けも手伝ってくれる先輩たちを目の当たりにしました。
その時、すごいなとも思ったし、かっこいいなとも思いました。
しかも、それが1人じゃなくて、何人もいる。
これが、なかなか人に影響を受けない私が、これは見習わなあかんなと思った瞬間でした。
その日から、マネージャーが周りに置くボトルを手伝ってみたり、いつもより早くきて準備してみたり、もっと人が助かることをしようとするようになりました。
しかし、私は1回生なので、チームの仕事をして当然、早くきて当然です。
自分の回が上がっても、試合に出てても出てなくても、常に気を配り、人を助けることができるかどうかと言う部分で人間力は試されてるのではないかと思いました。
結局人間力とはって言う問いに答えは出てないけど、これに気付けたことによって少し近づけたのではないかと思いました。
私もあと2.3ヶ月で2回生になるので、後輩という存在ができたとき、『あの先輩かっこええな』と言われるくらい、助けてあげたいと思います。
また、チームの仕事とかサボりがちだった私を突き動かしてくれた先輩たちに感謝したいです。
もう一つ、プレーのことに関して少しだけ書きたいと思います。最初にプレーのことは書かないと言ってましたが。
私が入ってきた頃、みんな足元の技術がすごくて、自分も上手いプレーせなあかんねやと思って、小手先だけでプレーしてた時期がありました。
そして、紅白戦で散々の出来だった日の試合後、ある先輩から、『たいよう昔練習参加来た時もっと潰してるイメージあったけどな』って言われて、思いました。初心を忘れてたなと。自分の長所は走り回ってボールを回収することだと。
でも、ボランチなので当然攻撃面もミスなく出来なきゃいけない。それもまた違う先輩が、『受ける前にずっと見とけ。ワンタッチで剥がせる選択肢絶対持っとけ。』とアドバイスしてくれて、自信を持ってボールを受けれるようになりました。
このようになんの躊躇もなく、後輩にアドバイスしてくれて、下回生がプレーしやすい環境を作ってくれているので、これから回生関係なく、長所を生かして、プレーしていきたいと思います。
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