今年立命館大学体育会サッカー部の主将を務めます田中康介です。
まず初めに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々、ご遺族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げます。
幾分、伝わりにくい部分もあるかとございますが、このような状況の中、自分と同じように不安や悩みを抱えた人は多くいるのではないかと思いこの文章を書きました。
この人覚悟持って頑張ろうとしてるんだな、俺も頑張ろうくらいに思ってもらえたら幸いです。
世界は今、新型コロナウイルスの蔓延により、大変な危機的問題に直面している。
我々立命館大学体育会サッカー部も活動自粛を余儀なくされ、自宅にこもり、私は自分の無力
さを痛感させられ嫌気がさしている。
そのような嫌気、不安が頭をよぎる人がほとんどではないだろうか。
特に4回生にとってはラストシーズンであり、就職を目指す人、プロを目指す人、様々であるが、すべての人において、いわば
「大事な時期」
であることに誤りはない。
他の回生にとっても勿論そういった時期であり、「今年こそは。」という思いや行動を見せてくれる選手は少なくなかった。
こんな時こそ、掲げたスローガン、目標を忘れてはならない。どんなに難しい状況に押し迫られようとも、
我々は"人間力"の構築をもって、"日本一"を必ず達成しなければならない。
さらに自分の掲げる、夢、目標、それらも達成しなければならない。
その覚悟がない選手に、立命館大学体育会サッカー部という肩書を名乗る資格はない。
集団スポーツに揉まれてきた我々が孤立させられた時、何ができるのか。何をしなければならないのか。誰も考えてはくれない。
勘違いしないでほしいが、一番大事なのは命だ。
そんな状況の中で、自分に問いかけ、考え、動け。
アプローチは人それぞれだ。
私は少なくともこう思う。
人生を変えられてたまるか。
夢を奪われてたまるか。
暗雲が晴れた日のために、覚悟を持ち強かに生きよう。
立命館大学体育会サッカー部 主将
田中康介