敬天愛人　前多駿佑

スポーツ健康科学部一回生の前多　駿佑（まえだ　しゅんすけ）です！
しんえもんが昨日のブログで「前田」って間違えたみたいによく皆さんに間違えられます。
覚え方を教えると、今日のブログにも出てきますが、僕はポジティブ人間なので「前向きに多い人」って覚えてください！

今回はあなたに、人生で挫折した時や富士山、いや、エベレスト並みに高い壁にぶち当たったときの対処法を私の経験を交えながら伝授していきたいと思うので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです！

突然ですが、あなたはこの四字熟語をご存じですか？

敬天愛人（けいてんあいじん）
意味は、「天を敬い、人を愛する」。

いや、そのままやないかい！って思ったあなたはまだまだ甘いです。
この「天を敬う」という言葉に深い意味があります。それはもうちょっとしたら説明します。
漢字だけ見ると今大ブームの鬼滅の刃に出てきそうですよね。

この四字熟語は、あの倒幕運動の指導者として薩長同盟や戊辰戦争に尽力した西郷隆盛（歴史難しい…）が好んだ言葉であり、現代では京セラの社是としても使われています。

ではこの鬼滅の刃に出てきそうな四字熟語「敬天愛人」が挫折をバネに変えて成功につなげたり、高い壁を乗り越えたりするのにどういった関係があるのでしょうか？

私がこの四字熟語に出会ったのは、中学の頃。京都サンガのジュニアユースに所属していた頃、サンガのクラブハウスの扉を開けると、京セラ株式会社の名誉会長であり株式会社京都パープルサンガの名誉会長でもある稲盛和夫氏によって書かれた「敬天愛人」の四文字が大きな額縁に収められ、目の前の壁に掲げられていました。

これを最初に見た私は、「なんだか難しい四字熟語が書いてあるなぁ。」としか思いませんでした。いや、ポンコツな私はこの額縁に気づいてすらいなかったかもしれません。

「いやどっちやねん！」（粗品風）。

そのまま意味を調べることもなく月日が流れ、気が付けば高校三年生の春になってしまいました。
「いや、アニメのワンシーンか！」（粗品風２）。

高校三年生の春、ついに私はこの四字熟語の深い意味を知ることになるのです。高校生活最後のシーズンが始まる前に育成部長の方がこの四字熟語について話してくださいました。

「人生を歩んでいく中で立ちはだかる高い壁はすべて神様が決めた運命だ」

これが「天を敬う」という意味の中に込められたものであるということです。

私は「試合に負けた」や「今日調子悪かったなぁ」など嫌なことがあったり、うまくいかないことがあったらずっと引きずるタイプの人間でした。でもこの言葉を聞いてから自分の考え方が変わりました。高校最後のプレミアリーグの初戦、スターティングメンバーの名前に「前多駿佑」の文字はありませんでした。試合では多くの同期がスタメンに名を連ね、活躍する姿をベンチから見守るだけでした。正直とても悔しかったし、いつもの私ならこのまま悔しい思いをずるずると引きずって、それがプレーにも出るという悪循環になっていたと思います。でも、その頃の私は以前の私とは違います。

なぜならあの技が使えるから。











「心の呼吸　壱ノ型　敬天愛人！！！」

心の中のネガティブ鬼の声：「うわああああああ」



この技を使い、俺が開幕初戦でスタメンになれなかったのは神様が決めた運命だったんだと捉えることで次の週末に向けてアピールしようと気持ちを切り替えることができ、次の試合は俺がスタメンで出る運命になるように頑張ろうと思えました。その試合以降もスタメンではない試合が数試合続きましたが、この考え方のおかげで気持ちが沈むことはなく6月のクラブユース関西予選からスタメンを勝ち取ることができ、そこから12月のプレミアリーグ最終戦まで90分間フル出場することができました（ホーム最終戦の1試合を除く）。

あなたも日々の生活の中で嫌なことがあると思います。

「朝の占い12位やった…。」
「恋人に振られた…。」

そんなときは…









「心の呼吸　壱ノ型　敬天愛人！！！」
（※18歳以上の方は公共の場でやると不審者と間違えられる可能性があるので、心の中でするか、誰もいないところを選んで思いっきり鬼を切っちゃってください）



全部運命！そうなる運命なんです！！神様がそう決めたんです！！！

占いがだめだったらラッキーカラーの服着てお出かけしちゃいなよ！
恋人に振られたんだったらその人よりもっといい人探しちゃいなよ！


この考え方を実践することができれば、悩んでる時間が減って、人生がハッピーになること間違いなしです。


最後に、私は座右の銘に「敬天愛人」を掲げ、プロサッカー選手になるという運命を神様に与えてもらえるよう、精一杯努力します。


明日はミスター破天荒、南　禅太くんです！
お楽しみに！