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大嫌いな自分が今 南禅太


しゅんちゃん?まえしゅん?こと前"多"くんから紹介与りました。
浜松開誠館高校出身、経済学部
南 禅太です。坊主は3回しました。

しゅんちゃんがこんな面白いブログを書いて、
その次は本当に嫌です。ですが、心の呼吸を使い乗り切ります。

同期のブログを見て、なにを書こうか迷っていたら自分の番の前日になってしまいました。すぐに迷ってしまう優柔不断な性格は僕のダメなところかもしれません。(すぐ決める必要なんてないと思っているのが本音。)

ブログを見たり、一緒に何気ない時間を過ごしたりする中、同期一人一人がどんなやつなのかをたくさん発見する毎日です。

ですが、自分のことはまだ知らない部分が多いと思うので、どういう日々を送り今日の南禅太ができたのかをまず手短にお話しします。



<南禅太ってどんな奴>
小学校。特になし。ジェラードのミドルシュートが好きでした。

中学校。地元の街クラブ。1年生からAチームの公式戦に出させてもらい、おれ結構すごい?と勘違い。今考えると本当に恥ずかしい。

高校。
はいここです。僕は高校で全てが変わりました。
きっと、立命のサッカー部の中で最も過酷で、苦しんだ365日×3年を過ごしてきたと思います。これは中々の自信があります。

時に、
不安とプレッシャーに押し潰されながら自転車を漕ぎ。

時に、
おれ過労死するんじゃないかって感じる時間を芝生の上で過ごし。

時に、
「寝て起きたらまた1日が始まってしまう…」
布団に入ることにすら恐怖心を抱く夜を迎え…。


なんで、こんな思いしながらサッカーしてるのだろうとか高校生活送っているのだろうとかを考えることもありました。「アオハル」世間が騒ぐそんな日々なんて知るはずもありません。なにが「私の好きな人は〜」だ、なにが「テスト勉強だるくて寝ちゃった〜」だ、呑気なこと言ってんじゃねぇよ、こっちはサッカーに人生かけて時間もないんだよ、甘えんな。
そんなことを周りの子達に思うことも多々ありました。
※ただの八つ当たりです。すみません。みんな1ミリも悪いことはありません。

今は「禅太が味方に怒るわけないやん」とか
「お前温厚やなぁ」みたいなこと言われます。
しかし、
当時は3人キャプテン制の1人として務めていたこともあり、同じ学年のサッカー部や後輩に説教したり、ピッチ内でみんなの目の前まで行って怒鳴ったりしてました。みんなから嫌われていました。でも俺がやらなきゃって奮闘していました。今はみんながしっかりしてるからそんな必要がないだけです。
(そのうち本性を現すかもしれませんが、)
泣いた記憶が無いくらい泣かないと有名な自分が3年間で5回も泣きました。
(悔し涙2回 苦し涙2回 嬉し涙1回)
ただただ本当に弱かったんです。未熟でした。

でも言いたいことは青春がキツかった、俺頑張ったな、ではありません。母校に入学したこと、3年間を過ごしたこと、後悔はありません。というよりか、母校に入学してよかったと感じさせられる毎日です。母校のことは、ゆうじろうくんが凄くわかりやすく説明してくれていたので興味がある人はゆうじろうくんのブログを見てください!


なぜ良かったと思えているか。学んだこと身についたことが今存分に力を発揮することができているから。まとめるとこういうことです。

前置きが長くなってしまいましたが、
本題の何が自分を変えたのか、なにが大切だと改めて今感じさせられているのかを一つお話しします。





<自分を変えた大切なこと>
テレビで最近引退した内田篤人選手の授業、を見たときのことです。

"世界で活躍するのは〇〇を与えられる選手"

こんなクイズが出ていました。
皆さんはどんな選手を思い浮かべますかね。
僕は逆にこれみんなに聞いてみたいなって思いました。



内田篤人先生が出した正解は


『チームに好影響を与えられる選手』


点を決める選手とか、メンタルが強い選手とか、ではなく、チームに好影響を与える選手という答えが出てきました。


僕は自分の損得しか考えないダメ人間でした。何度も何度も、自分のことしか考えない。と監督に言われていました。

ん?いやちょっと待てよと。

俺結構色々考えてやってるんだけど、、

授業態度の悪いやつには注意をし、テスト期間には追試者が出ないようにペアを作ってただでさえ少ない自分の勉強時間を削って教え、学年ミーティングを何度も開き、不満や愚痴を言っている奴になに言ってんだと話をし…
え、俺やってね?チームのためにやってね?みたいなことも思ってました。
それなのにチームが負けた時や、問題が生まれた時は自分が怒られて周りは、あいつ怒られてんぞみたいな感じで影で言われてる。

チームのためにやってるじゃん…




なんやかんやで2年半が経ちました。自分に1ミリも自信が持てない日々を過ごしてしまいました。



そんなある日、サッカーノートに 


『周囲の人やチームに力を与えることができる。君の1番のストロングです。これを忘れていたら君は活躍できません』


未だに何故かわからないのですが、この日を境にずっと心の中にあった蟠りがスーッと抜けてなんだか肩が軽くなりました。


恐らくチームのために、というのは贋造の言葉で、チームのためにと言いつつも自分を評価して欲しい、自分の価値を上げたい、結局は自分のことしか考えてなかったんですね。
チームのためにやってるはずなのに試合に負けても悔しくなかったり俺のせいじゃないしって都合よく解釈することも何度かありました。きっと自分でも気づかない本当の自分がいたのでしょう。


でも、このサッカーノートのコメントを見てから本当の自分に色んな意味で気づき、俺がチームを勝たせてやりたいって考えるようになりました。

『考えていることで全てが変わる』
サッカーノートのコメントで1番多く書かれた言葉です。

身体能力もサッカーの技術もほとんど変わってはいませんでしたが、この辺りからプレーが大きく変わりました。本気で勝たせたい、みんなを助けて、勇気づけたい。そう考えるようになりました。
仲間とも真の信頼関係を築けた気がします。
不思議とチームはその後ほとんどの試合で負けなくなりました。(勝ち切れなかった試合が半分以上であったのいうのは気づくのが遅かったせいでしょう)


ここで最初に話した、内田篤人先生の問いを思い出してみます。

Q, 世界で活躍するのは〇〇を与えられる選手
A,チームに好影響を与えられる選手

この答えがどういう意味なのかが皆さんにもわかってきたのではないでしょうか!

誰しもが必ず持っている自分のストロングは何か、

"自分を知ること"
"自分の周りに良い影響の輪として広げること"

それが、サッカーをする上でも生活する上でも最も重要なことではないかなと感じています。才能がなくても、体が小さくても、ある要素での相対的弱者でも、必ず活躍する方法はあります。但し活躍するのは必ずしも目立つ存在になることではありません。人それぞれ違います。個性があります。ストロングがあります。それらを含め、考えていることで全てが変わります。
(あくまでも根本で、加えて努力は絶対必要です)



<まとめ>
大嫌いだった2年半の自分。そんな自分の大学生での大逆転を起こすために日々奮闘中です。

学んだことを存分に活かし、立命館大学サッカー部に自分らしく好影響を与えることができるようにします。
弱者から賢者に、賢者から強者に。
いや、賢くて強い者になるために。
破天荒魂を存分に発揮していきます!
先を急がず自分らしく毎日自分と闘って少しでも自信を持てるように頑張りたいと思います。というかもう頑張っています!!

拙い文章ですが、という言葉は書かないようにと思っていましたが、まとまりのない長い文章になってしまいました。せっかく読んであげようと思ったのになげーよって思わせてしまった人本当にすいません。
文章力の向上にも努めていきます。
ありがとございました。




明日は、髪型が結構な頻度で変わるヤンチャなピュアボーイ 森ケントくんです。