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「江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-」

千葉県立美術館で開催中の「江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-」関連事業「ライブスケッチ」のモデルに当選して、私のことを描いていただく機会を得ることが出来ました。

江口寿史さんというと「ストップ‼︎ひばりくん」や美しい女性のイラストレーションを思い浮かべる方が多いと思います。

こちらも大好きな作品ですが、私はひばりくんの前に連載されていた千葉県を舞台にした野球ギャグ漫画「すすめ‼︎パイレーツ」が大好きでした!

私の推しの沢村真選手が表紙の6巻

可愛らしい絵柄なのにギャグのレベルとスピード感がすごくて今読んでもとても面白い漫画ですが、中でも当時活躍中の実在の野球選手やアイドル、ミュージシャンの方々が多数登場して、漫画のキャラクターと一緒にギャグを展開するシーンがとても素敵で「この人たち漫画の中に入れているみたいでいいなあ」といつも思っていました。

パイレーツの連載中に作品内でマスコットガールを募集した事がありました。
写真かイラストを送る必要があってものすごくチャレンジしたかったのですが、まだ中学生で勇気が出なくて結局申し込むことが出来ませんでした。

後になって作品に登場したマスコットガールの皆さんが、漫画の登場人物と一緒に楽しそうにミニコントや一発ギャグを披露しているところを見て、ものすごく羨ましいと思いました。

江口さんの漫画やイラストレーションはずっと好きだったのですが、2015年吉祥寺の「リベストギャラリー創」で行われた「KING OF POP(予告編)展」という展覧会でより「ライブスケッチ」というイベントが行われるようになりました。

これは江口さんが対象となる人を下書きしないでボールペンで描くというファンからしたら見逃せないイベントです。

もちろん抽選に参加したのですが、1番違いで外れてしまった時は本当に落胆しました。
それでも他の方のスケッチがギャラリーに沢山貼り出されているところはいつまでも見ていられるくらい素敵でした!

ライブスケッチは江口さんの展覧会でのメインイベントになっていて、2022年3月の時点で500人以上の人を描かれていたそうです。

千葉県での「彼女展」の開催を知った時は
「パイレーツの本拠地でライブスケッチに当たったら絶対嬉しいよな」
という位の気持ちで応募していたので、当選のメールが来た時はしばらく何が起きたのかわからないくらいでした。

そして緊張のうちに当日を迎えました。

何を着て描いてもらおうか迷ったのですが、今年の冬の制服の1着であるステンドグラスのワンピースの上に寒い日だったのでラビットファーのベストを重ねました。

アクセサリーは普段一番使っている宝石の形のピアスと、一緒に似顔絵に描いてもらいたくて黒猫のデザインのブローチをつけました。

ライブスケッチの最中、私はこれまでサイン会などで何回か江口さんとお話する機会があったせいか、すごく落ち着いて見えたそうです、

他の方の場合は「顔(髪や目)」から描いていくのに何故か私の絵は「手」から描き始めたので、若干戸惑いがあったのですが、大好きでいつもつけている指輪をはじめ、ネコのブローチや私がつけていた全ての装飾品も服の質感もとても丁寧に描いて頂くことが出来ました。

ライブスケッチでの作品は頂くことが出来て、スキャンしたものを展示してくださるということで、少しだけパイレーツの一員になれたような気がしました。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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