サクセス荘での立ち位置

9月25日
サクセス荘2最終回。
6月くらいに、夏に2やるよって告知されてビジュが出てCMが出て。
11人が出る回やって、皆勤組が休みで2回くらいやって、未解決事件やって、即興で終了。
いつの間にか終わってたわ秒だった。
サクセス荘って何?って人は以下を調べて見てね。
https://www.tv-tokyo.co.jp/success_sou/
2期は、1期からのメンツ9人に加えて、spiさんと小西詠斗くんが加わった全11人。
衣装も一新されて、一応あるらしい担当カラーの服になってた。
まあまず色々書く前にまず思ったのは、「サイレントサクセス」があるってことだよね。
1期は全10人。そこから2期に続投したのは9人。 1期にはメンバーだったノブ(高野洸)は、夢を叶えてサクセスしてました、という設定で始まる2期。
まあ怖かったわ。これから3期4期続いた時にちょっとずついなくなる恐怖よ。
高野さんはおそらく撮影期間である時期に、KING OF DANCEとか、双騎の稽古からの本番とかがちがちにスケジュールあるからかなーとは思ったんだけど、1期続投組のケント(黒羽麻璃央)は話としては実質2回しか出演してないので、高野さんも頑張れば出れたのでは?とか思ってしまった。事務所の方針とかなのかもね。高野さんは正統派王子って感じがするし。

上でも少しあげたけど、ケント(黒羽麻璃央)の出演回数は極端に少なかった。その時期、フジテレビ系列の「SUITS/スーツ」に出演したり、日テレ系列の「ヒルナンデス」に出たりとかしてたからだと思うけど。あの出番の少なさなら始めからサイレントサクセスの方が多分ファンは楽だっただろうね。
1期はケントの漫画をみんなでシミュレーションしてみたり、チャップ(定本楓馬)の映画を撮影したり。住民の夢にちなんだ話が結構多かった。
でも2期は人数が多いっていうのはあるのかもしれないけど、日常に見せかけた非日常って感じだった。たわいもない会話とか、各々が自由に過ごす姿にはサクセス荘の日常が見えたけど、ワニとか箱の下りは一気にファンタジー感あるし。より演劇っぽいのが面白かったね。
あと、役者さんの距離が近づいたのかなと思った。和田雅成さんと荒牧慶彦さんは言わずと知れた仲だし、高橋健介さんと有澤樟太郎さんとかも刀ミュ一緒だったりとか。2.5で活躍されてるからみんな知り合いなのかなとか思ったけど、荒牧さんと高橋さんはサクセス荘1期で初めましてだったらしい。だから1期よりも2期の方が反省会でのわちゃわちゃも楽しそうだったし、芝居の中やっててもこの人はこういう演技する人っていう感覚?が分かったんだろうね。
本題。
今回新たに出てきたワードとして「柱」っていうのがあった。柱についてちょっと色々話したい。
反省会見てたり、オンラインイベント見たりしてもイマイチよく分からなかったのが「柱」。
2.5の俳優界隈でも大流行りしてる、某人気漫画の強い人のことを柱っていうのでそっから来てるのかなとか思ったんだけど。
柱って、場を回したりセリフが多かったりするいわゆる「主人公的立場」なのか、下から支えて影でサポートする「とめ的立場」なのかイマイチ分からなかった。つーかそもそも柱なんて1期いなかったし。誰が言い出したかはよく分からないけど。まあ反省会見てる感じあの人かなーとか思ってる。
今回は何を書きたいかというと、次期柱っていじられてるのが不快って話。
サクセス荘出てる俳優さんって色んな舞台で色んな舞台をやってる方が多くて。この人はどの舞台でも主演とか、この人と言ったらこれ!みたいなのがない役者さんが多く集まってるイメージだった。なんでも出来る役者を集めた中、場をまとめる役、かき乱す役、飛び道具的なポジションって振り分けられた中で、和田さんが主役的なツッコミポジション、髙木さんが最年長のまとめ的ポジションを振り分けられたってだけ。
あと、寺山さんとか玉城さんが飛び道具的なポジション。荒牧さんとspiさんは場をかき乱して物語を進めるポジションなのかな。
今回黒羽さんは出演回数が少なかったし、唯一出演していた1、2回目もはけてる時間が長かったからイマイチポジションが分からなかった。
詳しく書きたいのはここから。いわゆるヤングチームよね。
高橋さん、有澤さん、定本さん、小西さん。
4人が各々つけそうなポジションをもう別の役者で確立されちゃってるせいで中々キャラ付けが大変だったと思うほんと。
定本さんは上手いなーと思った。小柄で可愛いからマイナスイオン放つ系の歳下ポジションで行くのかなと思ったけど、可愛い顔してすぐキレる場を動かすポジションだった。まだお若いのに立ち回りとかもとても上手で、すごいの一言。
有澤さんも「ビンビン!」っていう言葉もあったし、寺山さんとかに近い飛び道具的なポジションを確立してたのかなと思った。特に2は出演回数も多かったし、サクセス荘のムードメーカーポジションはピッタリだったなと思った。
小西さんは2からの登場だったけどなかなかに自分のポジションを確保してたのかなって。マジシャンというより、超能力者みたいなキャラだったから他の役者も話を繋げやすいと思ったし、まだお若いのに堂々とされてたよね。最初は定本さんとキャラ被るかなと思ったけど、上手く分けられてたなと思った。彼は3に期待かな。
高橋さん。彼は大変だったんじゃないかな?一番現実にいそうな夢を持ってて、どっちかって言うとまとめたりつっこんだりするポジション系だと思うんだよね。だけどそのポジションってもういるじゃん?だからこそどう立ち回るか大変だったんじゃないかな?2期は1回の話で出演者が多く出てたから和田さんがカバーしきれない部分を裏で少し支えてた感じだったよね。ツッコミ補佐ポジション。彼も1期の時は申し訳ないけど出てたのってくらい出演回数もなかったし、2期でだいぶキャラを確立してたんじゃないかな?その確立したキャラがたまたま柱と呼ばれている和田さんと似てただけで、彼を次期柱とかニセモノの柱とかいじるのはちょっと可哀想だなと思った。
役者全員、抱いている夢とある程度の性格を簡単に提示されただけで挑んでるのに、自分がどのポジションなのかっていうのを演じる前に理解してるのすごいよね。そのポジション理解した上で、自分は中心じゃないなとか、途中から出た方がインパクトあるなっていう感じだと思うから変に柱とかいう必要はないと思う。和田さんや髙木さんは本当にすごい方だと思う。間違いなく中心だと思うけど、彼らにも重荷なんじゃないかな?
何が言いたいかというと、役者全員それぞれのポジションの柱ってことだと思います。
2は撮影期間中に舞台や稽古も丸かぶりしてたし、感染症対策とかあって気も遣わなきゃいけなかった訳だし。本当に大変だと思いますが、木曜深夜になんにも考えずに見れるいいドラマでした。
まだ続くみたいだし。期待してます。