夕暮れ空のあたたかさ

触れた心が窓辺にうつる

誰かの声が遠くで響く

くたびれた争いのあと 一人残った見えない傷に

とまる蝶を浮かべては飾る

何も恐れることはないと教えて 幾度となく

昼に浮かぶ月の色に 満ちては香る蔦の声に

耳をすませて止む音に ここらで静かにサヨナラを


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