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【スイス留学】振り返ってみた

こんにちは、Kayです。
今回は私の3年半のスイス留学を
振り返ってみます(誰得


海外の大学進学を決めた理由

初めて一人で海外に行ったのは13歳。
その当時大好きだった映画
「ハイスクールミュージカル」の影響で
親に「アメリカ行きたい!」と伝えたところ、
LAの2週間の英語学習プログラムに
申し込んでくれました。

もちろんスマホもなく、
電子辞書を頼りにホストファミリーと
生きるためのコミュニケーションを取りました笑
言語の壁で一人の時間も多く、
「楽しい」より「悔しい」思い出になりました。

そんな海外経験をバネに、カナダやオーストラリアなど
再チャレンジの場を与えてもらい、
海外を「自分の挑戦の場」として
日本での勉強に励みました。

海外で自分を知らない人に囲まれると
失敗しても別に恥ずかしくないし、
日本に帰る場所がある、と思うと気が楽でした。
「日本で周りの目を気にして生活している自分」より
「海外でチャレンジしている自分」が好きになりました。

そんなこんなで外資系の客室乗務員を目指し始め
大学は海外に行くという決断に至りました。

なぜスイスの大学を選んだか

高校を卒業してから1年間、
海外進学準備の学校に通いました。

海外の大学に進学をしたい仲間に囲まれて
アメリカ大学式の授業で日本語一切なしの環境で猛勉強しました。

海外進学中の先輩の話を聞いたり
周りの話を聞いてるうちに
留学で思い浮かべる英語圏に留学したら
日本人グループで時間を過ごすことが多そう、
それなら今の環境と変わらないか、と思いました。

そこから
「日本人留学生が少ない国」かつ
「CAになるためのホスピタリティが学べる大学」
を探した結果スイスのホテル学校に行き着きました。

海外のセレブがバカンスを過ごすスイスは
ホスピタリティ教育のレベルの高いと聞いていたのと、
母国語が英語ではないが、大学内は英語でOKということで即決しました。
学費や生活費が高いので許可してくれた親には大感謝してます。

スイス留学の魅力

  • 景色、街が綺麗で心を浄化

毎日起きた瞬間から絶景が見れて空気が美味しいです。
リアル「アルプスの少女ハイジ」の絵です。
10カ国以上旅行してますがスイスには叶いません。
街もしっかり整備されていて、
毎朝道路の洗浄をする車を見かけるくらいです。
散歩しているだけでリフレッシュできるし
夜は満点の星がみれて、贅沢空間でした。

  • 週末ヨーロッパ旅行が最高

フランス、イタリア、ドイツに囲まれていて
ヨーロッパの中心にあるので、すぐに旅行にいけます。
私はフランスよりのスイスにいたので
土曜日に2時間ドライブして、フランスでランチを食べたり、
三時間電車に乗ればミラノに行けました!

  • いろんな国の友達に囲まれ、日本を知る

クラスメイトだけでも
フランス、イタリア、ロシア、フィンランド、ノルウェーなどすごくインターナショナルな環境で
全寮制ともあって、授業の時間以外も
学びがいっぱいでした。
育ってきた環境が全然違う人たちと毎日一緒にいるので
自分の中にある「普通」の概念が吹っ飛びました。
逆に海外に渡航して
自分の国を知るということが不思議と多く、
新しい環境にある中でしか自身の国について気づけなかったことがありました。

スイスでしんどかったこと

  • 物価が高い

これはスイスを選ぶ以上しょうがないことですが、
当時は日本の物価の2倍(今はもっと)!
19歳でバイト経験しかない貯金もほとんどないし、
ショッピングは必要最低限のものだけです。
シャンプーなどの日用品も、安さ重視で生活しました。
全寮制で食事も出るので、全く生活に支障はありませんでしたが
裕福な生徒だらけなので、一緒にショッピングに行くと
切ない気持ちになることもありました笑

  • 日本食が恋しい

ヨーロッパあるあるかもしれませんが、
日本食のレベルは低めで当たり外れが激しいです。
そもそもオーナーが中国人の
ジェネリック日本食レストランが多かったです。
4000円もした味噌ラーメンのスープはほぼ味噌汁でした笑
出汁とか旨味?に欠けた料理が多くて
しかもお高いというダブルパンチでしんどかったです。

700円したデザート「Banana Maki」
  • アジア人=中国人

アジア人の見た目は見分けがつきにくいので
中国人と思われていることがほとんどです。
町中を歩いていると「ニーハオ」と声をかけられますし
レジでは「シェイシェイ」とお礼されます。
それはいいのですが、コロナが到来してからは
中国を悪く思う方も多く「中国に帰れ」と叫ばれたり、
レストランでは「コロナが移る」と言われることもありました。
日本人がめずらしいという環境をあえて選んだものの
過ごしづらいと感じた瞬間もあります。

私の人生を語るのに欠かせない
日本を出たきっかけやスイスでの経験談を
共有させてもらいました!
ここまで読んだ方、お付き合いいただき
ありがとうございました!

それでは。



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