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双子座の水星(逆行は振り返り)

5月10日から、水星が逆行を始めます。
水星はギリシャ神話のヘルメスです。

水星


シャルル=アメイデイ=フィリップ・ヴァン・ロウ「ヘルメス」(ポツダム宮殿の天井画1751年)

逆行は占星術的な用語で、地球から見たら水星が後退しているように見える現象です

水星の逆行といえば
通信、伝達、交通、情報の障害、遅延、混交
などが挙げられます

が、必ずそうなるというものではなく
「そういうこともあるから注意しようね。」みたいな。

あと、水星逆行期は、物事は前に進みにくいけれども
うしろを振り返るのには適している時期でもあります。

前へ前へ!!と慌てていると、必ずと言っていいほど、逆行の影響を受け停滞させられます。

しかし、計画が取りやめになるほどの影響ではなく、
赤信号で止まっている感じ。

赤信号を待っているあいだ、今来た道をちょっと振り返り
道端の風景にふと目をやったり、
そういえば、もう紫陽花が咲き始めていたな、とか
ふとした気づきが眼に留まりやすくなります。

双子座の水星

双子座は風の柔軟宮です。
風のサインは、二つのものを繋げるという二元性や二重性の性質を持っています。
双子座は、その由来もあって二重性が特に強いサインであります。
双子座の中での水星もまた、本来の性質(二つのものを繋げる)を強め、好奇心が最も強くなります。
トップスピードで駆け巡り、世界を探索し新たな発見と繋がりを作っていきます。
流石、自らが支配する双子座の中です。
くるくると目まぐるしく動き続ける水星ですが、
逆行のときは、
しっかりと振り返りながら、少し道を戻る、そんな感じです。
例えば、傘を持たずに家を出たら、思いの他雨が強かった。
傘を取りに家にいったん帰るのか、どこかで雨宿りをするのか。
その、戻る時間や立ち止まる時間をどう考えるか、
そんなことが試される感じです。


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