見出し画像

カウンセリング/4回目

前回からの振り返り

まずは毎回恒例の、私自身で気づいたことの報告。

・強迫行動に出る時の感情は、ほぼ夫への「怒り」であること
・その「怒り」は、きれいにしようとはせずに私の邪魔ばかりする夫が許せないという気持ちであること
・早く解放されたいという気持ちがある反面、やめたら「夫にいいようにされる」という恐れと怒りが湧いてくること
・私の安全な場所を思い通りにされてたまるかという気持ちがあること

前回のカウンセリングで止めてみると約束したこだわりも、どうにかやらずに過ごすことができている。
2年前の引っ越し直後に比べて、今ではいろんなルールを作ってこだわりを強化していることに気づいた。
抵抗の少ないことから徐々に止めてみることを続けることが必要なので(暴露療法)、このまま続けていく。
不安になっても我慢して、それで何ともなかったという体験を積むことが大事だそうだ。正直きついけど、今もきついのでいい方向に向かうきつさの方がずっとマシだと思っている。



夫への怒り

今回は「夫は汚い」という私の考えについて認知行動療法を行うことになった。
夫は私と衛生観念がだいぶ違っていて、実際に割と不潔気味ではある。
ここはもう昔に何度も夫とやり合ってきて、諦めている。それに夫のことは夫の問題で、私がどうにかしようとできるものではない。
でも、私はずっと夫を「汚い」と捉えていて、そこで怒りを感じている。
まずは、それについての私の感情。
「怒り、不安、嫌悪感」を感じている。

次に自動思考で出てくる考えを書き出し、合理的な考えに書き換えていく作業を行うが、1つ目の「汚い夫に触ると、私まで汚くなる」で早速躓く。
私「私は汚くはならないです、手を洗えばいいから」
カウンセラー「そうやってこれまでずっと手を洗い続けているんですよね?」
私「あっ…」
といった具合に。
カウンセラーに質問され、いろんな方向から考える。
病原菌があるわけでもないのに?
自分が汚れるとどうなりそうだと思っているのか?

とにかく夫に気を許すことができない。リビングでくつろいで過ごせない。
仲が悪いわけでも嫌いなわけでもないが、私を明け渡してたまるかという気持ちでいる。
夫に気を許してしまったら、汚くてOKということになって、夫がどんどん浸食してくるような気がする。
私の場所が無くなって、私の家ではなくなってしまう。

夫は悪い人間ではない。それなりに問題を抱えた人ではあるけど、人間なんてみんなそんなものだと思う。
そして、こんな私に薄々気づいていて、でも何も言わずに気を遣っている。
夫も疲れてしまうだろう。
出産からこれまでのワンオペ生活や夫に対する恨みつらみの積み重ねで夫を敵にしていったのかもしれない。

そしてこの行動は、やはり小さい頃に安心できる居場所が無かった、安心したかったという気持ちから来ているのだろうと指摘された。
母はきれい好きで、父も清潔なタイプではあるが母にとっては不足していたようで、父の愚痴をよく私に言っていた。
清潔にすることの大事さについても、いつも私に説いていた(ただ、私は当時だらしがなく部屋は散らかり放題だったので、よく母に怒られ喧嘩になっていた)。
そういう母の影響もあって、きれいにすることにこだわり、父に触れなくなったのではないか、と。
愛着が不安定だと、親の影響を受けやすくなるのだそうだ。

旦那さんと戦っている状態なんですよね。
そう言われて、本当にその通りだと思った。
私だけで勝手に戦闘状態にしている。私の基準に合わせない夫に怒りを感じている。きれいにしないと安心できないから、夫は敵だと思っている。
夫を認めたくない。認めたら負けだと思っている。
でも、勝手に敵認定していることについては夫に罪悪感もある。
この気持ちを消化しないと、認知も変わらないだろうと思う。

ここで時間切れ。また次回に引き続き取り組むことになった。
でも、時間とカウンセリングの間隔がきっちり決まっているのはとても安心感がある。
自分でも次回までにいろいろ取り組みたいと思っている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?