コロナ禍で親の死に目に会えないって、つらすぎる
このところの躁鬱状態
ジェットコースター並みなのには
少なからず、コロナの影響あり。
コロナ禍の期間に
祖母と義母が、亡くなった。
会いたい時に会わせてもらえない、
納得できない理不尽とも思える理由で。
もう数日の命ですよという人に、
コロナ感染のリスクが…って、
一人だけ、5分だけしか会えないって、
本当に意味、ある??
本当に従う意味、あったのか??
しかも、県内に数名の感染者というだけの状態で。
そりゃ、
死に目に会えないって、
コロナでなくてもよくあることだろうけど、
いや、目の前に、
この建物のなかに、
あの窓の向こうに、
横たわってるんですよ。
いろうも受け付けなくなって、
点滴で数週間…
心拍が不安定ですと言われてる、
唯一無二の、自分の母が。
話しかけたら目が合うので
わかってくれてると思いますよ、
という母が。
2年半、こどもたちの絵や手紙を
涙ぐみながら見てくれてて、
別れ際には、ほとんど動かない手を
少し上げて、またねと、伝えてくれてた母が。
そこに、
息をひきとろうとして居るのに。
なにがコロナのリスクだ、
リスクってなに、
目の前の死よりも守るべきことなのか?
その時、家族でそばに居る、
最期に声をかけ、手を握る、
それぞれの自己満足かもしれない、
けど、そうできたはずだったし、
そうしたかったし、
そうできなくて、
一生、こころの傷は消えない。
あの時、
病院の駐車場で、
こどもたちと見上げてた窓の向こう、
一生忘れない。