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タクシーはお国柄が出るよねw

やっと着いた途中の町、首都ティラナは20時、もう既に目的地に向かうバスは無くティラナで一泊するかとタクシーに乗り込み『チープホステルプリーズ』と相変わらずタクシーは楽勝ですんなりokと向かってくれる。
途中街中を通るがアルバニアの首都ティラナ、そこは唯の大阪w
人も多く店も車も多い街。降ろされた所は一本外れた暗い通りで入り口の前には現地のおっさん達が路上に座り込み『アンチャン何処行くんだ?』と謎の言葉に『ホステル』と単語で答えると目の前のゴツい鉄の扉を指差し、そこだよと。
大丈夫かここ?と思いながらまだ何かを話しかけてくるおっさん達に『ありがとう』と日本語で遮りインターホンを押そうとするとドアがギ〜と勝手に開き中から男が『ウエルカム』と、黙って付いていくと良さげなホステル。

色々客も居て受付で『ワンデイステイオッケー?』と聞くと英語で何か言っているが多分いっぱいで部屋が空いてないと言ったと思うが『ソーリー』は聞こえたので『ノーステイ?』と返すと『ソーリー』ともう一度!
マジかよ〜と肩を落とすと『どっか紹介してやろうか?それともwifi貸してやるし自分で探すか?』的な事を言ってくれるので『サンキュー』とwifiつなげまずは待っている日本人に今日行けないと連絡する。
がちょっと待てと一応タクシーだとどのくらいかかるか確認すると5000レク位で2時間位と、予約してあるホステルに連絡し、新たに今からホステルを探し移動する事考えたらタクシーで向かった方が早いと判断し、
予約したホステルに遅れると連絡入れ外へGo!
しばらく歩き発見したタクシーと交渉するが財布見るとレクが4000とユーロ札しかなく相手はおじいさんw
計算と言葉が上手く出来ずに結局50€に😓
とにかく早く向かってくれと言うとエレクトロがどーだこーだと?
何処かに寄りたいみたいで、あー車を電気自動車に変えるのかな~と思っていると暗闇の住宅街へ、するとおじいさん電話かけだし誰かに怒鳴り散らし始める!
オイオイ大丈夫かーと一応ダッシュする方向だけ確認しつつ身構えていると暗闇からお母さん現れ手にはバッテリーケーブルw
それを荒々しく受け取り多分奥さんと思われるその人は黙って暗闇に消えようとするとおじいさん大声で何か叫ぶが奥さん『オー』と振り向きもせず小声で答えタクシーは走り出すw
それも何だか日本に似てるな~と亭主関白について少し考えさせられるが、そもそも今からずっと車走らすのにケーブルいるってどうゆう事?と思いながらも一路シュコドラへw

街灯もない中走る国道、おじいさんは運転が下手なのか目が見えないのか120km位出してはアクセル放し80km位なるとまたアクセル踏みの繰り返しで乗り心地は最悪w
途中眠いのか助手席の窓を頻繁に明け閉めし寒いわwちょくちょく耳の辺りを指で何度も連打するという謎の行動を😅(ご苦労様ですm(__)m)
アルバニア人の運転は荒く一車線の対面通行でもガンガン前の車を抜かしていく人が多く危ない場面もよく見るが皆ウィンカーはちゃんと出すwしクラクションはいろんな音に改造してあり面白い👍
途中アルバニアの暴走族を見たがこちらでは10台位が連なって皆でハザード焚いてゆっくり走るのが良いらしく😅それを指差しアレは何だ?と聞くとおじいさん一言『スペクタクル』と
???どうゆう意味??
という感じで12時頃、シュコドラに無事ついたのはいいが何処に向かえばいいか分からず路肩に停めてくれと言うが何故か停まらず徐行するw
何だ?ここは停車禁止か?と分からず、とりあえずオフラインの携帯で予約したページを開こうとするが予約情報は別の携帯に入っててそれは今トランクに乗っているw
おじいさんにトランク開けてくれと言うが降りるなら金払えとw
違う!携帯にホステルの情報が入ってんだと言いたいが伝えきれず
『いいから止まってくれ!』と日本語w
だが気合いが通じ止まった瞬間降りトランクガチャガチャwバック取りだし席に戻り携帯開くがやっと出た画面には地図がなく住所だけw

その瞬間おじいさん、
もう降りろ!
シュコドラ迄は来た!
俺はこの町知らないんだ!
後はどうにかしてくれ!的な感じw
でもこんな所で降ろされてもどうしようも無いので分かったからセンターの方行ってタクシー探してくれと言うと走り出し、見つけたタクシーにベタ着けw
金払うのが急に嫌になったが50ユーロ払い降りるとおじいさん次のタクシーに何か叫んでいる。
お!一応何処に行きたいか言ってくれているのかなと思ったら『エレクトロ』と!
え?どうゆうこと?
ひょっとしてバッテリー死にかけで充電せず、停まってたらエンジン止まるのか?
一目散に帰る後ろ姿を見ながら、だから運転もおかしかったのかと何だか納得w
新しいタクシーに乗り込み何処行く?と聞かれ携帯の住所見せると大体分かるがこのホステル聞いたことないな~と、すると運ちゃん無線で誰かと話し出す!
おーこのタクシー本部と繋がっててそっちで探してくれんだ~と資本主義の進みを実感したが二人の会話が合ってないw
どうやらお互いの言葉に障害がありそうだw
これじゃせっかくのシステムも機能せず代わりに話してくれとw
てゆうかこれは言葉が分からない客が乗ったら無線で通訳者を介し話すシステムか?
スピーカーから英語出来るか?と聞かれ、少しだけといつも通り答え、
『B Hostel❗ バーベキューのB❗』(イヤー簡単な名前で良かった~💦)
と伝えるが二人とも知らないし検索しても無いと!
え~どうゆう事~と思いつつ運ちゃんに住所を見せると、場所分かるし近くまで行くわってw初めからそうしてくれよw
で商店街の入り口みたいなところでコーヒー飲んでる若者にBhostel知らないかって聞くとそこだよって隣指差し運ちゃんとバカ笑いw
サンキューと300レク払ってインターホンを鳴らすと眠そうな男が現れて静かに部屋を案内してくれた。
ホステルは4泊で24ユーロの3人部屋だがまだ誰も居なくて一人で占領w
とりあえず待ち人に連絡するが今日は遅いからやめとこうとなり、餌を探しに外に出るが流石に知らない町で初日から深夜徘徊出来るほど体力と勇気は無く近くのファストフードでサンドイッチとコンビニでビールを買い部屋で一人寝酒。14時間かけてやっとたどり着いたそこは夜でもうるさい町でした。

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