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TABIPPO学生支部 ~昨年度のお話~

こんにちは。たけるりです。

前回はTABIPPOの学生ゼミについて書きましたが、
その一方でずっと並行してTABIPPO学生支部の新しい仲間を集めています。

今回はそのTABIPPO学生支部について。

BackpackFESTA前に書いたものと重なる部分は多いですが、
興味はあるけど、自分なんかにできるのかわからない
説明会を聞いてみたら、思った以上に難しそうで不安
もしくは、入ってみたけどそういった不安が拭えない
という人の背中を押せたらいいなと思い、

去年TABIPPOに入ったいきさつだったり、一年間活動してみての感想、
あとは二年目となる今年度やりたいことについて決意表明みたいな形で、

2回に分けて書いてみたいと思います。

結構長くなってしまいそうなので、
目次から気になるところだけ読んでいただくことをお勧めします。笑

BackpackFESTAに参戦してみた私

この頃の私はこんな感じ。

・ゲストとして出ておられたアーティストのファンでしかない
・話しかけられるのが苦手すぎて、会場のロビーにいる時間が永遠に感じた
・運営のスタッフさんに対して、割と本気でほっといてくれと思っていた
・ただしフットワークは軽かった(大阪から名古屋会場に参戦)
・舞台が好き(立つのも、観るのも、裏方やるのも)
・学校の講演会などでのよく知らない人の話は斜に構えて聞き流す

書き出してみるとめちゃくちゃひねくれていますよね。笑


話しかけられるのが苦手な点はシンプルに人見知りでコミュ障だったからだと思いますが、

演出を加えて舞台として見せられる物語には惹かれるのに
その人がその人として語るその人の物語には惹かれない

これには通っている大学の雰囲気がかなり影響していたと思っています。

講演会に面白い芸術家、デザイナーの方が登壇していても、
基本マイナスなイメージから入る人が目立ち、
Twitterには揚げてすらない足を取るようなコメントが流れてきたりもする。

自分の考えという軸があった上で、合わないなと感じることは自然なことだと思いますが、
私は少なくともその雰囲気に流されていたし、
他にも同じような学生はいるはずです。


そんなわけで、BackpackFESTAで目にした舞台コンテンツも、
初めから純粋に楽しめたわけではありませんでした。

メインコンテンツである「DREAM」コンテストのプレゼンを見て、
そしてそれに対する友達や会場全体の雰囲気を見て、

やっと心を動かされたのでした。

それと同時に、
こういった場で人の話に素直に感動したりできないことで、
気づかない間に私は何人の素敵な人を目の前で見逃してきたんだろう?
と思って後悔が溢れました。

あのとき学校で話していたあの人だって、
心の底では面白いな、素敵だなと思っていたのに、
名前すらももう覚えていないな、って。

学生支部の存在を知った私

いろんな意味で衝撃を受けたBackpackFESTA。

でもまさかあんな大きな会場での大掛かりなイベントを、
ほぼほぼ学生だけの手で企画し、広報し、運営しているなんて、
TABIPPOをまったく知らない私は想像していませんでした。

それをとある方とのやりとりの中で教えてもらい、
またまた衝撃を受けました。

学生があれほど本格的なイベントを作れる機会があるんだ。
そう思うといつの間にかあの日会場にいたスタッフさんたちの印象は、
近寄りがたい陽キャ集団から憧れの存在へと変わっていきました。


それから数ヶ月が経ったある日、

BackpackFESTAの時に登録したLINE@から

「TABIPPO学生支部スタッフ募集!」

みたいな広告が送られてきました。

あの学生スタッフの募集、やってるんだ…
とページを開き、記事の内容を一通り読み。
やってみたいな…と自信と勢いのないとても弱気な興味が湧いてきました。



このツイート。
今見返すと面白すぎるので貼っておきます。笑

幸いにも趣味繋がりの友達がリプをくれて、
同じ回の説明会に勇気を出して申し込みました。無事ぼっち回避。

(ちなみにTABIPPOの人ならわかると思いますが、この友達が他でもない、はろちゃんです。)

説明会に乗り込んだ私

説明会に申し込んでみたはいいものの、
きっとキラキラした人ばかりだろうなと思うと怖かったし、
学校もどのくらい忙しくなるか予想ができず、
そういう面でもいろいろ懸念は大きかった。

説明会行ってみて無理そうならそれでいい。
説明を聞かずに諦める選択が最も後悔するだろう。

私を説明会の会場まで導いてくれたのはこんな考え方でした。

説明会にはまあそれはいろいろな人がいてびっくりしたんだけど、
総じてすごくおもしろい説明会だった。
参加していた人もスタッフさんも、思ったより気さくで。

ただ、スケジュール的な懸念は消えず、むしろ少し大きくなった。
やっぱり今日のところは持ち帰って少し検討かなぁ。
大学、滋賀だし。活動場所、梅田だし。課題だって、忙しいし。

ここで、ふと気づいたこと。

私は今まで憧れていた何かを始めることを、
その時にしかできない何かをやってみることを、
こうやって諦めてきたことが多かった。

そう思うと、スケジュールのことだけを過剰に気にして、
具体的に検討したり、実際にやってみてもいないのに
またそうやって逃げようとしていることをすごく勿体なく感じた。


こんな後悔いっぱいのままでいいのか?
いや、よくない。そんなの嫌だ。
今度こそはやりたいことをやりたい気持ちのままにやってみよう。

一緒に説明を受けていたはろちゃんも即決。
その日いた、代表のじんの後押しもあり。
気づいたら大阪支部のLINEグループに入っていました。

TABIPPOに入った私

そうしてTABIPPO2020大阪支部のメンバーとなった私。

キックオフ(顔合わせ)では初対面の人ばかりなのが怖すぎて
存在を消したい衝動を必死で抑えていたし、

活動が始まってからのMTGも数回目くらいまでは
話したことのある子がいないと死ぬんじゃないかと思ってました。笑

とにかく最初は、
「みんなの輪にちゃんと入ること」
「孤立しないように周りについていくこと」
に必死でした。

だから、怖くても不安でもなるべく活発に動いてみた。

何をすれば良いかなんて全くわからなかったけど、
わからないなりに。

そうすると、盛り上げ隊に入れてもらえたり、二年目と代表陣の議論に混ぜてもらえたり、
クリエイティブチームの統括も任せてもらえるようになっていった。

それに同じ大阪支部のメンバーとも、
いつの間にか、いつめんとかそういうものは特になく、
メンバーの誰といても肩の力を抜いて居られるような関係になれていた。

TABIPPO学生支部は、一見キラキラした人ばかりに見えるけど、
色んな人がいて、すっごく個性的で、
だからこそ、自然とお互いを認め合う空気がある組織だとわかるのに
そう長い時間はかかりませんでした。

活動を終えた私

ひょんなことから、TABIPPOに飛び込んだ私。

もし、BackpackFESTAに行っていなかったら、
長い人生の中のたった1年という期間だけど、
今頃は全く違う人生を歩んでいたような気がしてなりません。

それぐらい、学生にしてはものすごく貴重な経験を数え切れないほどさせてもらったし、
今までと同じように生きていたら出会えてなかっただろうなって人たちにたくさん出会えた。

そんなものすごく濃密な1年を過ごして。

年度は変わり、新しい仲間を集めはじめた。
そしてついこの間、大阪支部に入ってくれた仲間にこんな質問をもらった。

「TABIPPOの活動を終えた後の自分と、入る前の自分ではどこが変わったと思いますか?」

返答に少しの間困った。

得たものはすごくたくさんある。一から話すと多分深夜になってしまう。笑

でも、一ついうならば、

「自分への理解が深まった」

かな、と思います。

多分TABIPPOに入らず普通に大学生やってたら、
自分ってどういう人間だっけ?って考えることなんて、
きっと就活の時くらいなものだったと思う。

そういう人結構多いんじゃないかな?

TABIPPOという組織にいると、

タスクをもらう機会、タスクを振る機会、
リーダーとなる機会、プレイヤーとなる機会、

あらゆる機会に恵まれて、挑戦できて、
そしてそれを評価してもらったり、評価したり。

自然と、自分ってこういう性格なんだ。
こういうことは得意だけどこういうことは苦手なんだ。

と、自分を分析したり特徴を言語化したり、
そしてそれを仲間と話すことがとても増えました。

スキルをいくら身につけたとしても、
自分の特徴をわかってるか否かで
それを生かすか殺すかってかなり変わってくると思うから、
今まで向き合ってこなかったけれど、とても大事なこと。


なので!今度は私がそういった環境を作りたい。

次回の記事で、今年度やりたいことについてじっくりと書こうと思います。
すっごく長くなってしまって自分でも引いてますが笑
次回も読んでくださるととても嬉しいです!