『リラ、若き日の恋』(詩歌)、風琴の街、『フェイス)人と犬のはなし』作中作

四章、永遠にない、カケルから美緒へ(カケル→美緒)『リラ、若き日の恋』(詩歌)、風琴の街

美緒の父が、カケルに貸した交通費と、美緒の漫画が郵送で返って来た

もう失うものはないくらい
別れの辛い恋だった

すがっても許されなかった

情のない人と性を交わしてしまった後悔

何処を歩いても、カケルとの思い出と一緒

寂しくて我慢できずにかけた、深夜の電話

つながらない 心の波

美緒の母が消したのだろう、
消えていたカケルの携帯の番号

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