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センスが死んでいく

黄色が流れる方へ
関心たちは寄り添う。
バケツを返す黒服の
意図に気づくわけもなく。

まるで鯉のように
群れの真似して口を開ける。

それが自分の好みだと
錯覚しているのか。
あるいは感覚に従うことを
放棄したのか。

透明だった世界が
黄色く染まる。

/ルリニコクみみみ



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