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三世代家族旅行、奄美大島へ。#子連れ旅

夫が長期出張中ということもあり、最近は、なんだかんだ1ヶ月に1回くらいのペースで、愛知の実家の家族と会っている。先月は、妹が京都で暮らしていることもあり、みんなで夫が手がけるプロジェクト(下鴨神社糺の森光の祭り)を見に京都へ。

父と母がアウトドア・旅行好きということもあり、私が実家を離れて10年以上、家族旅行は毎年の恒例なのだけれど、娘が生まれてその頻度が増えている。じじばば愛、おば愛が炸裂!ありがたい。

東京に上陸した台風を避けるようにして、両親と次女夫婦、三女と娘と、奄美大島へ行ってきた(夫は羽田空港までは一緒だったのだけれど、仕事で長崎へ飛び立った)。

奄美大島は祖父の生まれ故郷。それでも私は、はじめてその地を訪れた。

揺れるさとうきび畑とひたすら青い海と空に向かって走る道、瑠璃色の丸い地平線、眩しいほど輝く水面、透明な海の珊瑚を彩る魚たち、青い空にかかる虹、流れ星流れる真夜中の満点の星空……。

台風が多い時期、奇跡的に天候にも恵まれ、空と太陽が近いその場所で、息を呑むほど美しい自然の景色に出会った。

宿泊したのは、奄美大島最北端に佇む一棟貸しのコテージ・用の家-yunoya-。目の前に白い砂浜で透明な海水、子どもでも安心して入れる遠浅のビーチがあり、シュノーケリングもできる。街の中心地から離れていることもあってか、観光客はほとんどおらず、プライベートビーチ状態。私は毎朝、海で泳いで、湯船に浸かって、海&お風呂上がりにバルコニーで海を眺めながら地ビールを飲んだ。それでもまだ、朝10時。なんという贅沢!

暮らしたい……と思うけれど、非日常だからこそ、日常になれば、こんなにゆっくり過ごすこともできないのかもしれない(PC置いていってよかった)。

食いしん坊揃いの我が家の女子たちは、旅先で嗅覚を研ぎ澄ます。ちょっと食の備忘録を。

朝ごはんは、「晴れるベーカリー」と「麦の実」で調達したパンと珈琲を。

晴れるベーカリーはかわいくて優しいパン。麦の実は、薪の石窯で焼き上げる硬派なパン。たまたま巡り合えた、石窯で焼きたてあつあつふわっふわのメロンパンは、間違いなくこれまで食べたメロンパンの中で一番美味しい。きっと東京では味わえない。

昼ごはんは、「みなとや」と「ひさ倉」で、奄美のソウルフード鶏飯食べ比べ!

丸鶏のだし汁をかけて、かっこむ。お茶漬け感覚でごはん3杯食べられちゃうから、不思議。

島とうふ屋のランチは、さつまいもと米粉からつくる奄美の発酵飲料「みき」と湯豆腐食べ放題。たくさんおかずもついて、身体にもお財布にも優しい。娘も私もここの湯葉ふりかけが気に入って5袋お買い上げ。食べ終わったら取り寄せよう。

おやつは、ラフォンテでジェラート。パッションフルーツや黒糖、奄美の素材が活きたやさしい味。暑い奄美でアイスは欠かせない。

夜はBBQ!食材調達にも気合いが入る。肉は、車を走らせながら見つけた小さな精肉店の扉をおそるおそる開けて。「ここでしか食べられない肉はありますか?」との問いに、店主のおじさんがにやりと黒い肌に白い歯を光らせる。出てきたのは、椎の実を食べて育つ脂の乗った島豚の漬けと、猪、山羊の刺身、コラーゲンたっぷり豚の顔。調理が難しいという豚の金玉を出そうとしたので、そこでストップ!

山羊の刺身。生臭さはないけれど歯ごたえあり。

奄美の珍味・テラダ貝(トビンニャ)。黒糖焼酎のあてに。魚介類は、他にも街の鮮魚店で、青い魚や島蛸などを調達した。

いろいろ食べてみたけれど、結局一番美味しかった肉は、こっこ屋という卵屋さんでゲットした骨つきぶつ切り若鶏かな(笑)。でも、地元ならではの食材を体験できてよかった!数年前に、東京で最先端をいくレストランを取材した時に、店主が奄美には面白い食材があってよく行っていると言っていたことを思い出した。

旅の最終日、両親と妹たちは朝の便で帰ってしまい、ふたり残されたペーパーゴールド免許の私と娘。さて、どうしようか?と首を捻っていたところ、用の家ホストのYumikaさんが車で案内してくれることに!

海ガメに餌をあげられる奄美海洋展示館、ハブが見られる原ハブ屋、瑠璃色の海が一望できるオーシャンビューレストランてびろK's Villageなどに連れて行ってくれて、大充実。空港付近で時間を潰すことにならず、たくさんおしゃべりもして、さらに奄美が好きになった。またYumikaさんに会いに来たいなと思う。

今回の旅は、娘の2歳の誕生日のお祝いも兼ねていた。昔からモノより体験派のじじばばからのプレゼント。愛情をたくさんかけてくれる大人たちに囲まれて、「見て見てー!」と娘はテンション高く自己主張、よく飛び跳ねていた。海辺で丸い貝殻を見つけて鼻に当てて「コアラ!」と言っていたの、かわいかったな。

海もカヌーも怖らがらず、「ニモ!」と魚たちにも興奮。東京に戻ってきて迎えた朝、娘の第一声は「ヤドカリ!」だった。「うみ、はいったのー」「ひこうき、のったのー」とおしゃべりしていて、言葉として記憶されていることが新鮮で嬉しい。とことん今を生きている娘がどこまで覚えているかはわからないけれど。

東京羽田から直行便で2時間弱。動きたい盛りの2歳の娘を膝の上に乗せての移動はなかなか大変で、帰宅後はぐったり、しばらく旅はいいやと思うのだけれど、やっぱりやめられない。旅に行くと、娘は日常以上にたくさんの「はじめて」に遭遇し、反応し、吸収する。そんな娘の「はじめて」を目撃できるのが、楽しいのだ。

来月、再来月は、娘初のキャンプへ行くぞ!奄美大島もまた、必ず!

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ライター・編集者。出版社で書籍・WEBメディアの企画・編集・執筆、著者の会社でブランドの編集(PRや店舗運営)などを経て、独立。ウルトラ忙しい夫と1歳の娘と3人家族。著書『それでも、母になる 生理がない私に子どもができて考えた家族のこと』(ポプラ社)
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