昨日、中高を共に歩んできた友人と1年ぶりに会った。 彼女は旅行会社に就職するのだという。大学生になってからは、休みの度に世界を飛び回っていた彼女だから、旅行会社に勤めるリスクである海外を含めた転勤や出張は、むしろ嬉しいことなのだろう。 「どうしても旅行に関わりたかった」と、輝く目で語っていた。 彼女づてに他の友人の話も聞いた。その人は大学生1年次からスターバックスでバイトを始め、コーヒーを愛するようになった。パリのオペラ座に行った時でさえも、建物の美しさを堪能するより、館内
「これは誰かを責めるための文章ではなく、誰かに伝えるための文章である。」 私は憤っていた。 旅行中の会話で、もやもやする恋人の発言がいくつかあった。 これが初めてではなかった。今までも、何度も、もやもやしてきたことだ。 でも普通にやり過ごしてきたのだ。いちいち言い咎めるようなことでもないと。 旅行から帰宅した、翌日の夜。 ４泊５日の間に、もやもやのバリューセットのように繰り返された恋人の発言が、急に許せなくなったのだ。 あの人は変わってしまった。就活が上手く終わってから
９月 俳句 瞬く星のよう 花火の残り香 今年は初めて有料席で花火を見ました。 遠い場所からでは、光ってはただ消えていくように見える花火ですが、 近い場所で見てみると、消えかけの光が何度も短い点滅を繰り返してから消えていくのがよく見えます。（そうでない花火もあるので、仕掛けなのでしょう） これが夜空に光る星の瞬く様子と重なりました。 実際、花火のように激しくきらめく星を見ることは、少なくとも日本では難しいのでしょうが。もし見れたらとても素敵ですね。 花火でその疑似体験をさ
内容を考えないで書き始める。私が苦手なことの1つです。 noteを見ていると、すごくだらだらとした文章を書いている人が多いと感じます。 これに対して「もうちょい要点まとめろよ」と思っていましたが、最近はそれも私の歪みなのではないかと。 私の思考はまとまる方に意識が向きすぎている。もっと自分の思考を幅広く自由に受け止められるようになりたい。 例えばいつも日記が３日坊主になってしまうのも、１日を要約しすぎた結果、印象深いことが何も残らないからなのではないか。 小さな出来事や想
こんにちは。 先週、寒暖差の激しさや乾燥で熱を出してしまいました。 ようやく平均的な体調に戻りつつある、るりです。 熱から覚めてみると、あのベタベタする夏はどこへやら。というか私の大好きな夏から秋への移行期もどこへやら。 本格的な秋ではございませんか。葉も紅葉なんか始めちゃって。 秋は鬱。寒いと心まで沈んで、普段は楽しめる1人の時間も、なんだか寂しいが先行してしまうのです。 じゃあ冬も鬱じゃないかと。でも冬になると、さすがに寒さや辛さに慣れてくるんです。 やっぱり鬼は移行
