見出し画像

おもいついた描写

雄大な富士山、それを映す鏡のような湖。
その壮大さに息を呑んだ。

やがて、湖面に映る富士山は、風が鏡を撫でたことでその形を失い、しかし同時に湖面を撫でた風が頬を撫でることで、その心地よさにふうと、溜息をこぼした。

そして今度は、心地よい空気を体全体で味わうかのように大きく息を吸い、体の中に溜まった蟠りを追い出すかのように息を吐いた。

その蟠りは風に乗り、解されつつ湖に、森の木々に吸い取られ、清らかに浄化される。

そんな循環を感じ取り、細胞一つ一つが癒やされるような心地よさに浸り切る。

そんな生活ができる未来を
夢見て

今日もビルに切り取られた空を見上げ、
そんな切り取られた空間を彩る青い空と、白い雲のコントラストに、微かな自然を感じ………ふぅと、溜息をついた。


 文字で風景描写がどれだけできるかな〜
って、思いつきで書いてみました。

いただいたサポートは今後の活動に活かしていきます。