運の神様は、催促されるのがキライ
運の神様は、催促されるのがキライ
先に言われてしまうと、やろうと思っていても、したくなくなります。
「助けてあげよう」と思っていたのに、先に「なんで助けてくれないの」と言われると、助けたくなくなります。
大学生の息子の仕送りを、毎月、決まった日に、うちのカミさんがしています。
先月、その息子が 「仕送りを早く送ってほしい」とメールで催促して来ました。
そのメールを見て、うちのカミさんが
「ちゃんと送ろうと思っているのに、こうやって先に催促されると、腹が立つし、お金を送りたくなくなる」
と言って、結局、カミさんの代わりに僕が送金するハメになりました。
それまでは、毎月、決まった日にちゃんと、送金していました。
その月に限って、早く仕送りが欲しかったのか、催促してしまったのです。
何も言わず、もう少し待っていれば、いつも通りの日に、送金されていたのに、結局、数日経ってからの送金になりました。
運の神様も、これとよく似ています。
催促されるのが、嫌いです。
どうすればいいのかというと、何も催促せず、自分ができることをコツコツやっていればいいです。
そうすれば、助けてくれます。
自分のやれることを、とにかくコツコツやっていると、「おっ、頑張ってるな」と思われて、助けてくれます。
運の神様は、人情家です。
頑張っている人を、応援したくなります。
でも、たとえ頑張っていても、
「ほら、こんなに頑張ってるから」
「早く助けてくれないかな」
「これだけ、やってるのに」
「もっとくれよ」
などと文句を言ってしまうと、人情家の運の神様でも「助けてあげよう」と思っている気持ちが、なくなってしまいます。
何も言わずに、コツコツやっている他の人を助けよう、と思うのです。
ガヤガヤ言うほど、後回しにされます。
面倒くさい人と思われてしまいます。
場合によっては、「少し頭を冷やしなさい」と、しばらく見放されることもあります。
アピールするよりも、やれることを続ける
我が家にとって、うちのカミさんは、ある意味、女神のような存在だと言えます。
けっこう面倒見がいい方ですが、ヤイヤイ言われると、「助けてあげたい」という気持ちがなくなります。
運の神様も、同じです。
助けてほしいなら、結果を焦らず、自分のやれることをコツコツやっていくことです。
運の神様に、アピールは必要ありません。
この人間界にも、「自分は、これだけ頑張っている」というアピールは、必要ありません。
見てくれている人は、必ずどこかにいます。
何も言わず、コツコツ頑張り続けていれば、人の気持ちとしては、手伝ってあげたくなるものです。
「助けが来ない」と気にしているうちは、まだ、取り組んでいることに、集中できていません。
運の神様に、「手伝ってあげたい」と、勝手に思ってもらえるように、自分のやれることをコツコツやりましょう。
どんどんトライして、失敗して、工夫して、また再挑戦して頑張っていれば、運の神様は、いつか味方になってくれますから。
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