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もうちょっと大きくなってから伐ってほしい【林業1000日チャレンジ】23日目

今週も、北海道スマート林業さんの動画で学ばせていただきます。

今日からは、全5回で、森林資源のサプライチェーン構築に関する 座談・意見交換会を見ていきます。

Section1は「木材のブランド化 ~今後の木材需要をどう捉え、対応するか~」です。

川下さん側としては、まず、今は情報が溢れすぎていて、情報の交通整理ができていないのとプロの材木屋のコメントがないため、お客さんのニーズに対応できていない現状がある、ニーズとオーダーのずれに対する認識不足があるのではないか、お客さんが望んでいる情報が全くない状況とおっしゃっていらっしゃいます。

実際に、お客さんが「こんな木が欲しい」といっても、工務店は扱っていないというし、
たとえ自分で切った木を原木市や工場に持って行ったとしても、トレーサビリティが保たれていない為、自分の家を建てたいと思っても自分の木で建てることができないのが今の現状ということでした。

従来型の皆伐林業について話が出ていましたが、川下さん側としては、「もうちょっと大きくなってから伐ってほしい」ということ。川上さん側も、皆伐だと細い木が混じってきて価値がつかない。造林コストも高くなるし、山主にも楽しみがなくなるから、少しずつ切っていくスタイルがこれからは大切ではないかということでした。

興味深い座談会です。section2が楽しみです。



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