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すぎとヒノキは縄張り争いが苦手 【林業1000日チャレンジ】53日目

森づくりの原理原則シリーズ。
今日は樹木の分布と適地適材についてです。

自然林を見ると、尾根筋にすぎやヒノキが生えてますが、実はそこが彼らの好む生育地ではないそうです。
すぎもヒノキも水をたくさん吸うので本当は沢筋の方が適しています。
でも沢筋は他の木もたくさん生えてきて、スギやヒノキは意外と樹木同士の陣取り合戦が苦手なので、それで尾根筋に追いやられるそうです。

何で自然の森林の姿を観察した時には、そこに現れていることが必ずしもそれぞれの木によって最適な環境ということではないので、非常に複雑なプロセスを経て木がそこにあるということを理解し、もっと長期的な視野で俯瞰してみるということが大切だという風に書かれています。

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