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【7DTD】「荒廃した世界でぶらり生存日誌」1日目


 なんとかゾンビの大群を撒くことができたが、文字通り命からがら、仲間とは散り散りになってしまった。この地域でゾンビウイルスのパンデミックが起きて半年ほど経ったが、ようやく安全な地域と連絡が取れて救援隊が来てくれることになった矢先に、所属していたコロニーが壊滅した。
 規模はそこまで大きくなかったけど、頼りになる仲間が多く、バリケードも強固だった。にもかかわらず、最後は数の力で押し切られてしまった。命があっただけ奇跡。
 すべて失ったが、1ヶ月後には救援隊が来る。それまで生き延びてここから脱出したい。

 地図を見ると交流のあったトレーダーハウスまで徒歩で行ける場所のようなので、最低限の装備を整えて向かうことにした。トレーダーハウスまであまりゾンビに遭遇することなく進めたのは不幸中の幸いだ。

 この髭面のおっさんの顔を見ると少し安心する。

 当面はこのトレーダーハウス近辺で活動するので、きちんと依頼を受けて信頼を得ておきたい。この世界では依頼をこなすことで物資のグレードが上がっていくので、トレーダーハウスとの信頼度は生存率向上に直結する。
 この地域には他にもトレーダーハウスがあるようだが、今まで交流があったのはこの髭面のおっさんだけなので、依頼をこなして別のトレーダーハウスへの紹介状をもらっておきたい。

 依頼をこなしている間に怪我をしてしまい、満足に動けないため、今日の夜は民家の屋根へ避難。
 これでは先が思いやられる……

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