国政選挙について思う事。

民主主義の根幹は、選挙にあります。我々、有権者は、各政党が掲げる政策や、各立候補者が主張する政策をもとに、どこの政党に投票するか、誰に投票するか、決める訳ですが、国政選挙においては、細かい政策ではなく、国のシステムをどう具体的に変えていくか、国家をどのように改革していくか(特に、今の日本は沈没しつつある状況にあり、大胆かつ有効な大改革を行わないと、20-30年位で、新興国並に沈没するでしょう)、具体的な様々な数値をも具体的に示しながら(財源確保の手段を示すことは必須)、有権者が本当に政策を理解できるように説明を尽くさないと、どの政党、誰に投票するのがベストなのか、判断不能です。はっきり言って、今の日本の選挙は、目先の問題の対応に関する政策ばかりで、しかも、言葉だけが踊っており、一般受けすることを言うだけで、政策実行のための財源の議論も皆無です。こんな政党や政治家の選択を、政策から判断しろと言われても、普通の頭の持ち主には、ほぼ無可能だと思います。そういう意味では、政党、政治家が、視野の狭い、短期的政策しか提示できないこと自体、日本の民主主義の質を低下させていると思います。日本の民主主義の凋落は、有権者側にも責任はありますが、政治家自身にこそ、凋落の元凶があると思います。

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