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『新世界より』を読みました。

貴志祐介の『新世界より』を読みました。

一回世界が滅んで呪力が使える人たちによって新しく作られた社会の話。

め〜っちゃ長い。
Kindleってすっご〜い便利。
知らん言葉を長押ししたら辞書出てくる。
誰これ?って思ったらX-Rayとかいう機能で登場人物の初出の文章見れる。すごすぎ
知らない単語が多かったので辞書機能をかなり使いました。
これなんて読むんだっけ?が一瞬で解消されてサイコー

かなり長い小説だ…と思ったけど、意外とスルスル読めた。
たとえば学校とかずっと同じ場所じゃなくて、山に行ったり祭りに行ったり地下に行ったり結構場面が変わって飽きない感じ。
ゲームみたいにステージ変わるな〜と思った。
アニメにしたら面白そうと思ったらもうなってた。みんなそう思ってんだ。

命のやり取り多めでハラハラしました。
序盤の感じからして主人公は絶対死なないんだけど、SFだし何が起こってもおかしくないもんな。

架空の動物がたくさん出てきたけど、実在するやつも結構出てきて何が架空で何が実在かわかんなくなっちゃった。
ミノシロは本当にいるやつか…?

呪力ってなんでもできすぎて怖い。
そりゃあ使える人と使えない人で格差が出るよね。
もっとなんとかならんのか…と思うけど、じゃあどうしたらよかったのかはわからない。
バケネズミみたいな明らかに知能が高い動物を殺すことにそんなに躊躇いはないのか?
動物を殺してはいけません、とかもしかしたら道徳の授業がない世界なのかもしれない。
独特な道徳の授業してそう。

奇狼丸、絶対裏切るじゃん。裏切らないでくれ〜うわ裏切りそう、裏切らないで〜〜〜いや裏切らないんかい。ってなった。
奇狼丸めちゃくちゃ魅力的なキャラクターだ
出てきたときからずっとなんか胡散臭かったんだけど最終的にかなりグッと来た。

思春期の話大好きだから学生期間かなり良かった。
瞬みたいな子好きになっちゃう気持ちわかる。
気づいたら目で追ってるのわかる。

鏑木肆星、両眼が真っ黒なガラスで隠されてるって書いてあったからARuFaか?って思っちゃった

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